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QOL(生活の質)よりもQOD(死の質)を優先して税金の金食い虫である高齢者は病院ではなく在宅で早く死んでくれ!と政府が今国会に医療介護の改悪法案を提出することを閣議決定。
安倍政権は12日、今国会に医療と介護の総合確保推進法案を
提出することを閣議決定した。

あと数年で前期高齢者のお墨付きが送付されてくる予定の私は、
安倍政権の中枢部の政治屋たちは「お主もワルよのぅ・・」
のワルの自覚の欠片すら持ち得ない、
狂った越後屋にしか見えないのである。


「医療と介護の総合確保推進」とは、
簡単にいうと、消費税増税と社会保障切り捨ての
「一体改革」を具体化する改悪法案であるが、
さて、どのような内容なのか?
一言で言えば、「医療と介護の切り捨て=公的給付の削減」であり、
具体的には・・↓


2025年には団塊世代の超高齢化に繋がる多死時代を迎える。
厚労省の推計では
202万床のベッドが必要になる未来予測図が描かれているが、
政府としては、ベッドの回転率を早くして、急性期であろうがなかろうが、
高齢者の患者を早く退院させ、
医療と介護制度の金食い虫である老人たちは在宅で介護→看取りをせよ!
という方針にしたいらしい。

人は老いて死にゆくものではあるが、団塊世代はあまりにも
人口比では人数が多い。それでもいずれは死ななければならない・・。
そして、政府が今国会に提出した医療介護の改悪法案が通れば、
その団塊世代を在宅介護で支えるのは誰か?という話になる。
当然の如く、もろに親の介護を強いられるのは子どもであり、
老いたパートナーである。
私の場合で言えば、パートナー、もしくは団塊ジュニア世代として生まれた
我が子になるが、子は近未来の親の介護などということは、
針の先ほども眼中にはないようだ。

資産家であれば、自らの意思で有料老人ホームに入るか、
または子が親を入れれば済むが、
資産家ではない人々で、
子どもの世話になりたくない人には特養しか選択肢はない。
その特養でさえも、我が区にある3つの特養の待機者を調べたら、
2014年1月現在で、600人、550人、400人となっていた。
我が世代の人々は、特養に申し込んでいても入れずに、
入所待ち中に死んでいかなければならないのだろう。
この医療介護の改悪法案は死にゆく高齢者だけの問題ではなく、
その子供たちにも介護といういつ終わるともしれない
負担と重圧が伸し掛ってくる法案なのである。

子やパートナーだって、
一日中、認知症の被介護者の糞尿との戦いなんて嫌でしょうよ。


今までは主に、QOL=Quality of life
(一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質)
という語彙をよく見聞きしていたが、
今度はQOD=Quality of death
などという語彙をチラホラと見聞きするようになった。
要するに個々の終末期から臨終に至るまでの時期においての心の豊かさを
死の質」と考えて追求することらしい。
政権もQODを後押しするのだという。

自立していようが、寝たきりであろうが、独居であろうが、
そんなことには関係はなく、
団塊世代とその前後の世代には
QOLよりもQODが求められるようになる。
このブログで時々、終活記を書いてきた私でさえも、
まさか、国から、こんなにも早急に
QOD=「死の質」を強いられる時代になるとは思ってもいなかった。


話は変わり、
2月20日のテレビニュースで、
「政府が、陸上自衛隊に発足させる上陸作戦専門部隊の参考にするため、
およそ5億円でアメリカから購入した4両の水陸両用車が横浜港に到着し、
20日夜、自衛隊の駐屯地に向かいました。」
と伝えていた。
一両5億円で、計20億円。
輸送費込みかどうかは言ってなかったが、
そういう中古兵器にはポン!と税金から20億円を出せても、
特養を建てるどころか入所制限までして
高齢者には在宅で自己責任において「死の質」を高め、
勝手に早々に死んでくれ!と政府は言っているのだ。

兵器を買うことなどには使って欲しくないと思いながら、
長年、税金を黙って収め続けてきたあげくの果てに、
第三者の手による介護を必要とするような身体になってしまった
名も無き多くの高齢者のために
一度たりとも良い事をする気はさらさらないのが
現政権でもあり自民党の体質なのだ。

法案が数の力で通ったとしたら、
今後は中身は劣悪な環境の介護費用の格安が売りの
ブラック有料老人ホームが乱立するだろう。

そして、都市部では近くに在宅医はいないわ、
特養には入所できないわで、
老々介護や親子間介護に疲れ果てての尊属殺人も急増するだろう。

「置かれたところで咲きなさい」という綺麗な言葉があるが、
置かれたところで咲くことも叶わず、
己の人生と死を納得して死んでゆけない名も無く貧しき人間の哀しさ・・。
これが数多の人々の人生なのだろうか?
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tag : 総合確保推進 QOL QOD 死の質 上陸作戦専門部隊 水陸両用車 ブラック有料老人ホーム

なにもかも麗しき美談に仕上げてしまうソチ五輪には全然興味が無いんですけど・・
朝起きたら、
夫が「浅田真央選手がショートプログラムの16位だってよ。
金メダルは限りなく遠いよな・・」
と言う。
私は、スポーツは観るものではなく、自分がして楽しむもの。
と思っているので、
ソチでの冬期五輪には興味も関心もない。

一応は、生返事で「そうなの・・そりゃ残念ね。」
としか答えなかったが、
重い日の丸を背負わされている選手たちの誰かが
もし、運良く銅メダルでも取れたなら、
まるで自分がメダル取ったかのように
大喜びする愛国者が大勢いるんだろうな・・
そして、一躍メダリストになった選手には
感動の美談物語が盛り込まれ、
スポーツを利用した愛国心の植え付けと
国威発揚に拍車をかけるような構図には辟易する。
それにジャンプ競技での日の丸飛行隊とかいう言葉も、
特攻隊を思い起こさせるので、あまり好かない。


更には、五輪選手がよく使う言葉に
「メダルを取って感動を与えたい」というのがある。
上から目線で不特定多数の人々に「与えたい」とは、
どれほど驕り高ぶっているのかと思ってしまう。
せめて、「五輪という大舞台を楽しんできます」
のような言葉だったら、「いっぱい楽しんできてね。」
程度の応援はするが、
「参加することに意義がある」五輪に
努力をしても永遠に参加できない99.99%の人々の
全員が全員、五輪に興味があって、
みんながテレビの前で応援していると思っている人がいるとしたら、
おめでたい人ね・・としか言えない。

それから、
銅メダル獲得に貢献した竹内拓選手は競技後、
難病「チャーグ・ストラウス症候群
(アレルギー性肉芽腫性血管炎)の診断を受けていたことを明かし、
一躍、美談、美談の嵐の渦中にいるが、日本人はすぐ忘れる。
彼にはしっかり治療と養生に専念して、
病気にも、今後の人生にも勝ち続けて欲しい。
 

そして、浅田真央選手も竹内拓選手とは比にならないほどの
重い日の丸を背負わされているが、今現在彼女を応援している人々は、
アベノミクス同様に期待感のみで高揚しているに過ぎず、
もし、メダルを取れなかったら、(多分取れない・・)
初めは美談の主としてスポットライトを浴びせるが、
ほんの少しの時を経れば、格好のバッシングの対象物になるのだ。

血の滲むような練習の努力は認めるが、
フィギュアスケートの選手生命は短い。
そして、無名の人々の注目を浴びながら、輝く時間はさらに短い。
23歳にしてもう引退って、その後の膨大な生の時間を
どうやって生きていくのか?
メダルを取ることよりも、そのことのほうが私には興味がある。

ただし、メデイアではほとんど話題にもされず、
また、もてはやされもしない、
3月7日から16日までのソチパラリンピックだけは応援したい。
健常者の選手とは比較できないほどの
経済的負担(補助金は五輪の10分の1程度)と、練習場所の確保に
並々ならぬ自己努力をしている彼らのためにも・・。
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tag : ソチ 浅田真央選手 チャーグ・ストラウス症候群 日の丸飛行隊 ソチパラリンピック

「私が最高責任者だ!」どこかの国の独裁者気取りの首相の頭の中には肝心要のネジが初めからないらしい・・
安倍首相は12日の衆院予算委で、
憲法改正ではなく解釈変更により
集団的自衛権の行使を容認できるか問われ、
「(憲法解釈の)最高の責任者は私だ。
政府答弁に私が責任を持って、
その上で私たちは選挙で国民の審判を受ける。
審判を受けるのは内閣法制局長官ではない。
私だ」と答弁した。

つまり、国家の最高責任者の地位にある人間は
面倒で手間と時間のかかる憲法改正などしなくても、
選挙に勝てば、選ばれし最高責任者として、
憲法解釈を自由に変えることができ、
集団的自衛権の行使も容認できる。
ということらしい。

最近のどこかの国の独裁者気取りの首相閣下、
否、総統とお呼びしたほうがご満足なのでしょうかねぇ・・?



独裁者であるヒトラーサイコパスであり、
それが原因で、ナチスに因るユダヤ人迫害があったと考える
犯罪心理学者も多い。

犯罪心理学者ロバート・D・ヘアの定義に因ると、
サイコパスとは?

・良心の異常な欠如 

・他者に対する冷淡さや共感の無さ

・慢性的に平然と嘘をつく 

・行動に対する責任が全く取れない

・罪悪感が全く無い 
   
・過大な自尊心で自己中心的

・口の達者さと表面的な魅力

とある。

あの記憶に新しい尼崎事件の首謀者もサイコパスではないのか?
と独断と偏見で以前にこのブログで書いたが、

私には、首相閣下は彼のヒトラー総統や尼崎事件の自死した主犯の女に
どことなく雰囲気が似ているような気がしてならない。
そしてまた、国内の空気もヒトラーが統治した時代の
ドイツ国内のような色に染まりつつあり、
また、尼崎事件に関与させられた周囲の人々が置かれた状況のような・・・・・
そのような見えない恐怖に晒されている感じを受けている。
この歳になって、見えない恐怖に晒されるのは
福島第一原発事故で我が町まで汚染された放射性物質だけでたくさんですわ。
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tag : 独裁者 ヒトラー サイコパス ナチス ユダヤ人迫害 犯罪心理学者 ロバート・D・ヘア 尼崎事件 福島第一原発 放射性物質

生前に記しておいた終末期の事前指示書は何の役にも立たなかった・・日本のホスピス以外の多くの病院の終末期ケアはまだ哲学の域で滞っている?
今日、約半年久しぶりにプールに来たプー友(プール友人)がいる。
半年も顔を見せないと、彼の世に逝ってしまったと思われてしまうので、
「わたし、まだ元気で生きてるわよ!」と顔を見せにきたとのことだった。

彼女の話によると、脳内出血で約2年もの間、
植物状態であったご主人様を亡くされ、
その後のすべての事後処理も片付き、
やっと自分の時間が取れたと言う。

約2年前の冬、ご主人様が自宅の風呂場で倒れているのを発見後、
救急車で運ばれてからの約2年間。
彼女は雨の日も雪の日も、声も出せず、
体も自力では微動だにも動かせず、
また意思も表に現せないご主人様の元に毎日通い続けていた。
これ以上の回復が望めないのなら・・と考えて、
倒れて一年目の頃に、主治医に延命措置等を巡る
終末期ケアのことで相談を持ちかけたら、
「ご主人を即身仏にしたいのなら自宅にお連れくださって構いませんが、
当病院ではそれは出来ません。責任を取らされるのは僕らですからねぇ・・」
と一方的に拒否され、生前のご主人様の手書きに依る
リビング・ウィルも何の役にも立たなかった・・。
と嘆いていた。

更には、看取りも間に合わず、電話で呼び出されて病院に着いたときには、
医師が心臓マッサージ(胸骨圧迫)の真っ最中であり、
邪魔だからと廊下に出されたという。
彼女としては、「早く主人を楽にしてあげてください!」
と言いたかったそうだが、
医師という権限力のある人にとてもそんなことは言えなかったそうな。

死にゆく夫の手を握りながら、
倒れる前に好きだったお酒を唇に湿らせてあげたりとかの、
静かで穏やかで厳かな看取りを・・と、
事前に思い描いていた彼女には不平不満だけが残ったという。


結局は、元気なうちに自身のターミナル・ケアの意思表示を!
などと専門家と称する人たちに言われて、
事前指示書に記しておいても、ホスピスならいざ知らず、
普通の病院や、後に移った療養型病院においては何の意味も為さなかった。
日本の終末期ケアはまだまだ哲学の域そのものであると、
彼女は実感したのだという。

そして、彼女が喪主となり執り行った家族葬についても、
「お線香を上げに伺ってもいい?」
と訊ねる世間の常識なるものを重んじる善人を地で行くオバさま方には、
「家族葬というのはね。葬儀にもその後の自宅へのお悔やみ訪問も
家族以外の人には来て欲しくないという強い意思表示の見送り方なのよ。
だから、分かってね。」と我らプー友たちに念を押していた。


すでにこの国は超高齢化社会に突入している。
2025年問題も迫ってきている中、
死の自己決定権に関する論議が活発化しているようには見えない。
加えて、症状が重く手厚い看護が必要な
入院患者向けのベッド(急性期病床)について、
厚生労働省は、全体の4分の1にあたる約9万床を
2015年度末までに減らす方針を固めた。
高い報酬が払われる急性期病床が増えすぎて
医療費の膨張につながったため、抑制方針に転換するらしい。

2025年前後の多死時代に政府はどのような施策を行使するか。
本人自筆のリビング・ウィルに因る尊厳死希望を、
個々の担当ドクターの死生観に任せるタンスを貫き通すのか?
それとも、法整備に向けて何らかの考え方を示唆するのか?
難しい問題だが、世の高齢者たちには悠長に待つ時間はない。
前述の彼女のご主人様のように、また私の亡き母のように
ある日突然に、何の前兆もないままに倒れることも有り得る。

今日は元気な高齢者でも、明日には命に関わる病を発症して倒れ、
命だけは助かったとしても、重篤な後遺症で排泄は紙おむつ、
栄養は胃ろうという姿で、瞬きしかできないような姿で
延命装置に繋がれて、生きているのではなく、
無理に生かされるだけなのもしれない。
それも在宅で。

そして、多くの医師たちは、
あの川崎協同病院事件のような結果になるのを恐れ、
例え、リビング・ウィルに因る尊厳死希望でも
受け入れてはくれない医師のいる医療機関も多いらしい。

やはり前述の彼女から聞いた話で、
療養型病院内の他の病室から漏れ聴いた声の中には、
「私には自由に死ぬ権利とあってもいいと思う。」
と胃ろうや点滴を拒む人もいたという。
そして、
「もうこんな辛くて苦しい状態から解放されて楽になりたいのです!
無駄な点滴はしないでください!あなたの目的はなんですか?
お金儲けだけなのですかっ!?」
と、やっと出せるか細い声で喚いていた老女もいたという。
その老女は3日後、病院の裏口から、
○○病院と名の書かれた転院先の病院の車に担架のまま乗せられて、
走り去って行ったという。


なお、ベルギーでは2002年に成人の安楽死を認める法律が既に成立しており、
ベルギー下院は今月13日に18歳未満の子どもにも安楽死を認める法案を
86対12(棄権12)の賛成多数で可決したそうな。

もちろん、オランダやベルギーとは文化も宗教も違い、
死に対する決定権に至っては日本とは雲泥の差があることとは思う。
それに、わが国では数多の日本人の死生観からして
法で認められた安楽死というものは受け入れられないような気がする。
日本人とて死への考え方も千差万別ではあるが、
それは目前に己が死に晒されていないか、
また、迫っていないときの願望でしかなく、
そのときにならなければ、
そのときの気持ちは誰にも分からないことなのかもしれない。

それでも、老若男女に関係なく、あなたにも、私にも、
老いと死は避けては通れない道であり、
終末期ケア及び死の自己決定の行使とは、
一人称の死(死にゆく人の生前の意思)と、
二人称の死(愛する者の死を家族が受け容れられるようにするために
        医療機関側が施す適切なケア)
三人称の死(仕事として死亡診断を下す医師が終末期に関与する死)を含めて、
三者三様のそれぞれの思惑が入り乱れ、そして、二人称の死の場合は、
揺らぎに揺らぐことを想像するとなんとも悩ましい問題であることだろうか・・。
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tag : 延命措置 ターミナル・ケア 超高齢化社会 リビング・ウィル 急性期病床 尊厳死 川崎協同病院事件 安楽死

『目覚めよ!75歳以上の年寄り』・・どうして指導者になると、軍隊や核兵器を持ちたくなるのだろうか?他人の持ち物を自分もほしいと思うのは自信のない証拠。
去年九月、米国の著名なインタビュアーであるチャーリー・ローズ氏がテレビ番組で、
「彼は日本の平和憲法を変え、強い軍隊を作りたいと考えている」と言うのを聴いた。
彼とは、安倍晋三首相。番組では、
「集団的自衛権に対する憲法解釈の検討」と
「憲法に自衛隊の存在を明記すべきだ」との持論を日本語で語っていた。

 私は米国に五十年以上住んでいて教育費や福祉費が削られ
軍事費に回されるのを見て来た。
日本の指導者には平和憲法をこそ、
世界に自慢してもらいたいと思っているのだが……。

 ある時、ロサンゼルス市で編集者をしている四十歳くらいの日本人女性に
「もし軍隊を持って戦争になれば、
内地でも戦場でも人が何百万と死ぬのよ」と言うと、
「戦争でそんなに多くの人間が死ぬんですか?」と聞かれ、
若い世代が戦時中の恐怖を知らないことに啞然(あぜん)としたのだった。

 戦争を覚えているのは七十五歳以上の人々だ。
次世代の無知は、一重に、
その残酷さを語り継がなかった私たち老人の責任であるとこの時気が付いたのだ。
日本に住む友人から、
最近、記憶力を保つためにマージャンをしている年寄りが多くいると聞いたが、
あの悲惨な戦争の体験を思い出し、
繰り返し若者に話す方が、よっぽど記憶力活性化の役に立つのではないか。

 戦中、日本は資源不足で鍋釜を寄付させられ、
貴金属を取り上げられた。
我が家も供出したが、返してもらっていない。
政府に騙(だま)されたという思いは今も消えない。

 空襲で家や工場が焼かれ粉じんで空気汚染も甚だしく、
そこらじゅうで死体を見た。大阪・梅田の地下街には、
逃げ惑う時に親とはぐれた子供が屯(たむろ)していた。
政府は炊き出しなんてしてくれなかった。食べる物はなく、トイレもない。
私が通学で使った駅の水洗トイレは断水で詰まっていた。

 ましてや戦場にはトイレはない。
至近弾が落ちると恐怖でちびってしまう。
汚れた糞尿(ふんにょう)を体に着けたままで虫や蛇にかまれ、
蛆(うじ)が湧いてもそのままだ。
病気にもなる。生き残り、やっと日本からの救助ボートが来ても、
乗る体力がなく波打ち際で死んだ兵隊が、
ガダルカナルなど南方戦線には多くいたそうだ。

 昔「平和を作るには軍隊を持つな」と哲学者カントが言った。全く正しい。
どうして指導者になると、軍隊や核兵器を持ちたくなるのだろうか?
 他人の持ち物を自分もほしいと思うのは自信のない証拠。放射能は、
指導者であろうが罪人であろうが
敵味方に平等に降り掛かることが分からない人は、
指導者になるべきでない。

 福島の核禍を治めずに、現政権は特定秘密保護法を通した。
原発事故の実態も秘密にするのか? 戦中の「女は黙っとれ!」を思い出す。
年寄りよ! 遅くはない、戦争の残酷さを赤裸々に語ろう。

上記引用元:http://www.asahi.com/articles/ASG1W5JQHG1WULZU007.html


この記事は2014年2月4日(火)の夕刊の文化面に載っていた。
切り取っておいたのでいつでも読めるが、
ここにも残しておこうと思い転載することにした。

   
米谷氏の言うように75歳以上でなければ本当の戦争の実体験はない。
私は戦後の生まれだが、赤紙一枚で戦地に行かされた父は、
余程辛い体験だったのだろう。
戦地でのことは黙して語らず!を貫き通し57歳で逝った・・。
おしゃべりだった母は銃後の守り体験談や
青春時代は東京芝浦電気という会社で
0戦闘機作りに駆り出されたときの様子などを
折を見て話してくれた。
それなりには想像できたが、
哀しいかな、それはあくまでも想像でしかない。



また、今日は都知事選の投票日だが、
候補者の元航空幕僚長田母神氏の応援演説を買って出た
NHKの経営委員の一人であり、ベストセラー「永遠の0」の作者でもある
百田尚樹氏の米軍による東京大空襲や原爆投下を「悲惨な大虐殺」だとか、
東京裁判については「これをごまかすための裁判だった」とか
「宣戦布告なしに戦争したと日本は責められますが、
20世紀においての戦争で、宣戦布告があってなされた戦争はほとんどない」
「(米軍の)ベトナム戦争の時も湾岸戦争の時もイラク戦争もそうです。
一つも宣戦布告なしに戦争が行われた」
「第2次世界大戦でイギリス軍とフランス軍がドイツに宣戦布告しましたが
形だけのもんで宣戦布告しながら半年間まったく戦争しなかった」
等々の言動にはただただ呆れるばかりだ。

おまけに、民放キー局の夕方のTVニュースで観たのだが、
他の有力候補者たちに対して、
田母神氏以外は「人間のクズ」(2月3日の新宿駅の西口)と言い放ち、
その問題発言を指摘された安倍首相は、
「聞いていないから答えようがない」とだけ答えたのにも呆れた。
側近!YouTubeを見せなさいよっ!


田母神氏も百田尚樹氏も実際の戦争体験者ではない。
ゆえに、靖国や特攻精神を美化しているに過ぎず、
安倍首相同様の戦争オタクでしかない。
思想信条の自由は認めるが、
巻き込まれる下々の民はたまったものではない。
彼らには、せいぜい軍服コスプレ程度で我慢せい!と言いたいのだが、
彼らの頭の中の根幹を為すネジそのものが・・。

もし、75歳以上の人が身近にいたら、
戦地での体験や戦争中の庶民の暮らしを聞いてみることに私は大賛成だ。
聞かれないから話さないだけであって、
聞けば話してくれる人も私の周りには大勢いる。
認知症予防と称して、マージャンをしている暇があるのなら、
戦時体験を話して欲しいものだ。

それとも、そういうことには背を向けて、
日々の目の前の小さな幸せだけに目を向け、
再び、皇国の民として、子や孫たちを
ギブミー・チョコレート」「ぜいたくは敵だ進め一億 火の玉だ!」
のような、誰しもが国と自分たちの狂気に気付かず、
食べるものもない集団催眠状態の社会を体験させますか?


「戦争は、その経験なき人々には甘美である」ビンダロス(古代ギリシャの詩人)
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tag : 平和憲法 赤紙 特定秘密保護法 ギブミー・チョコレート ぜいたくは敵だ 進め一億 火の玉だ 0戦闘機 戦争オタク 皇国の民

『きれいなオネエチャンが食べたい』とツイッターで下品丸出しのNHK経営委の百田尚樹氏が都知事選で田母神俊雄候補の応援演説。自称皆様のNHKの行き着く先は?
NHK経営委員を務める作家の百田尚樹氏が3日、
東京都知事選で街頭演説に立ち、
南京大虐殺はなかったなどと歴史認識に関する持論を展開した。
経営委の政治的な発言を禁じる規則はないが、
不偏不党を求められるNHKの経営に影響力を持つ立場だけに、
籾井勝人(もみい・かつと)会長の従軍慰安婦に関する発言に続き、
波紋を広げている。

 菅義偉官房長官は4日の記者会見で
「放送法に違反するものではない。
個人的な発言で、政府としてのコメントは控える」と述べ、
問題視しない考えを示した。
また、政府が百田氏を経営委員に推薦した理由を問われ
「幅広く評論活動を行い、小説家としても出版され、
国民の皆さんに理解されている(から)」と説明した。

 一方、政府関係者は「権限を持っている経営委員の発言なので、
NHKの立場と思われかねない」と指摘。
「法的に問題がないとはいえ、
NHK会長の職務を監督することを考えれば評価は微妙だ
」と懸念を語った。

 百田氏は3日、都内3カ所で行った田母神俊雄候補を応援する街頭演説で
「1938年に蒋介石が日本が南京大虐殺をしたと宣伝したが、
世界の国は無視した。そんなことはなかったからだ」などと主張。
自ら政治的発言をすることにも触れ「プライベートで誰を応援しようが自由。
もしこれで『経営委員にふさわしくない』と言われたら、
いつクビになってもいい」と述べた。

 NHK経営委事務局は「ほとんどの経営委員は兼職が認められており、
個人の思想・信条に基づいた行動は妨げられない」としている。
【鈴木美穂、黒田阿紗子】
引用元:http://mainichi.jp/select/news/20140204k0000e010206000c.html




そろそろ、百田氏の危ない発言が出てくる頃だと思っていたら、
やっぱりでてきた。
それも、安倍首相と同じ歴史認識を持つ、
田母神俊雄候補の応援演説でだ。

ツイッターで「 NHK百田尚樹経営委員が、
選挙カーに乗って都知事候補の田母神氏の応援演説を行った。
これは完全にアウトだ。」と書いた人に対して、
『アホか!不偏不党は放送に関してのみ。
個人の思想信条は認められて当然。
これがダメというなら、NHKの経営委員など、いつでも辞めてやる!』
と逆ギレし、他にも、
『インフルエンザのお陰でほとんと食欲がない(涙) せめて、
きれいなオネエチャンを食べたい!』 1月27日
と豪語する百田尚樹氏。

https://twitter.com/hyakutanaokiより


そこらへんのアホバカネトウヨのつぶやきだったら、
せせら笑いで済むが、天下のNHKの経営委員、
そして、ベストセラー作家という肩書きを持つ公人としては
あまりにも下品で大人気がない。

慰安婦は世界中どこでもいたと個人的発言をひけらかし、
バッシングされると、
発言は個人的見解だからと取り繕い、
菅官房長官までもが、
慰安婦が「どこでもあった」と述べたことには、
「その後『取り消す』とと言ったのでまったく問題はない」
と述べている。
一部のメディアにバッシングされたからと、
発言を取り消して済むのなら、
そのような人物を経営のトップを置く、
公共放送としてのNHKの存在意義はどこにもない。

さらには「夫は外、妻は家」と、
男女共同参画社会基本法を批判し、
女性の社会的進出に異を唱え、
安倍首相を熱烈に支持する保守論客である長谷川三千子氏も
NHK経営委員に名を連ねている。

ちなみに、経営委員は、国民の代表である衆・参両議院の同意を得て、
内閣総理大臣により任命されるそうな。

安倍首相はNHKの掌握を狙い、
NHKを意のままにできる公営放送にするべく、
思想信条の最も近い人たちを任命したのだろうが、
こんな人たちばかり集めたら、国民は離れていくことは必須だ。

安倍政権下のNHK経営委員って、
任命する人も経営委員を受ける人も頭の中がどうかなっちゃってる!
としか私には思えないのでありますが・・
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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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