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今年を振り返れば、やはり原発事故が一位
半月ほど前、ご近所の奥様にすれ違いざまに声をかけられた。
なんでも、福島県会津地方の親戚から毎年恒例となっている種なし柿が一箱送られてきたそうである。
当然、夫婦2人暮らしでは食べきれない量なので、毎年御近所におすそ分けをしていたが、
今年は福島県の農産物というだけで嫌がる人が多いので、おすそ分けすることに躊躇して、
食べきれなかった残りの柿は腐るに任せていたそうである。
それでも、戦後の食糧難の時代を経験した人なので、
綺麗で大粒の種なし柿が腐っていくのを黙って見てはいられず、
もしかして、福島県産を承知の上で貰ってくれる人はいないかと私に声をかけたそうな。
もちろん、喜んで頂いて生食、柿ジャム、料理にと重宝した次第である。
「消費者の皆様へ」として、会津若松市長名でモニタリング検査結果では
放射能物質は検出されなかった旨の証明書付きで頂いた柿は甘くて美味しかった。

そして一昨日。
今度はお隣の奥様から、やはり親戚から送られてきた茨城産の蓮根を貰って欲しいと、声をかけられた。
福島県浜通りに隣接している北茨城県産なので、放射性物質を極端に恐る人もいるので、
人様に上げるのにも気が引けるのだと言う。
もちろん、こちらも有り難く頂き、酢漬けに煮物にと重宝している。

そして今日。
福島県会津地方の親戚からお歳暮として新米が送られてきた。
お礼の電話をしたら、「サンプル検査はパスしてっから、安心して食べてくなんしょ♪」
と言われたが、サンプル検査にはパスしていても、商売用の米は全部農協に納めはしたものの、
やはり、福島県産というだけで世間の風は冷たく、
丹精込めて作った米は未だに農協の倉庫で眠ったままで、
風評被害を恐れてだろうか?市場には出回っていないらしいと言っていた。



福島第一原発から250キロも離れた我が町にも、原発事故は多大な影響を及ぼしている。
市井の人が線量計で計測した隣の区にホットスポットがたくさんあり、
我が夫も家庭菜園の腐葉土を作るための枯れ葉集めも今年は中止にした。
もし、線量計でもあれば、外出時にでも私の行動範囲を測って歩き、
計測値をツイッター等で報告したい気持ちもないではないが、
わざわざ線量計を買うほどの経済的余裕もなく、おまけにそんな体力も気力も時間もない。
それに万が一にでも、汚染食品摂取で内部被爆をしていても、
どうせ・・夫婦とも死亡適齢期に入っているんだからと、福島県産だろうが、
北茨城産だろうが頂けば食べることにしている。
私が密かに望むべくは・・・
老いてますます口煩くなってきた夫に対しては、何が何でも私が「おくりびと」で、
夫には先に「おくられびと」になって欲しいので
優先的に食べさせることにしているけどね。(^_^;)

そして.............
2011年の大晦日に思うに、
平民の命と平穏な日々の暮らしよりも、
政治家と官僚にとって大事なのは彼ら個々の立場であり、
先ず優先されるのは彼らの個々の事情による利益でしかないのである。

この国に生まれ、この国で生き、この国で死なねばならない名も無き99%の愚民である私は、
戦後66年を経てもなお米国の属国であり続けようとしている
この国の姿勢にある一部の人々の悪意を長年に渡って飽きるほど見てきた。


ヒロシマナガサキのときは、日本人の医師が米軍の要請により、
急性被爆者の「被爆→死に至るまでの経過観察」だけをした実態の
報告書をそのままそっくり米国に渡したという経由がある。
今回も同じように低線量被爆の実験材料及びモルモット観察報告とかの密約を結んでいるんだろうな。
と疑わざるを得ない。

こんな国の政治屋と官僚のことを考えると
この国に希望溢れる未来なんてない・・・よね。

今後は何十年間も放射性物質との闘いは続く。
東日本の人々(特に福島県人)は放射性物質低線量被爆
モルモットとして、何も悪いことはしていないのに、汚染の中で、
また風評被害の中で生きていかねばならない。
そこに、国民目線に立てる心ある真の政治が介在すれば、
不安材料は少しは軽減されるだろうが、
現在の政治の体たらくでは、期待度はゼロ。

「原発さえなければ・・」と
書き置きして自死された酪農家の方の魂は永遠に浮かばれることはなく、
また、いつまで続くか誰にも分からない原発難民の方々の
借り暮らし問題の解決のメドは一切立っていない。
g1g2


国民には二者択一しか頭に浮かばない大多数の愚民だけではなくマイノリティの賢民も存在する。
それでも大多数の愚民たちはマイノリティの賢民たちを攻撃するのが常であり、
それが社会の常識だと信じて疑っていない。
まるで、「大多数の意見は正しい教」の盲目の信仰のごとくに・・・。

真実を見なければ、また気づかなければ、何も変わらずこの国はいずれ破綻する。
自分の不平不満に対しては永遠に解決の糸口さえも見つからず、
相変わらず社会に対する不平不満の中で、不安を抱え、そして老いさらばえて、
脳内で無理矢理に創りあげた幸福とかいう幻想に満足し、
やがては人生を終えるのだろう。

それに福島第一原発は廃炉までには最長で40年もかかるらしいけど、
歴史の生き証人として廃炉を見届けたかったけど、
私はその頃まで生きていられない。
そして、そのころには今の原発を推進してきた政治家も官僚も、
東電の経営陣も御用学者もほとんどが現役を引退してあの世の住人になってるはずだし、
万が一、運良く生きていても、ヨボヨボ、ヨロヨロの耄碌爺さんか、ボケ老人になっている。
つまり、彼らにはそんな40年先のことなんかどうでもいいわけよね。
そう考えると、未来に責任を持つなんてことは、到底考えてもいないことは明白な事実である。
早急に行動し解決なければならない他の問題も山積みしているのに、
まったく動く気配も見えないし、40年後・・つまり団塊世代の大多数が死に絶えた頃、
そのときにまだ日本という国が破綻をせずに、国として機能しているのかしら?



では皆様。
とは言っても、このブログにおいでくださる数少ないご奇特な皆様方だけですが、
今までお立ち寄り頂いたことを心より感謝しつつ、
今年最後の世迷言としたいと思います。

ありきたりではありますが、
「皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませね♪」

流れゆく

時は優しい

時は無慈悲

時は永遠

時は刹那

時は意地悪

そして、、、

容赦をしない時の流れは切なく哀しい
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テーマ : 思ったこと・感じたこと ジャンル : 日記

tag : 低線量被爆 マイノリティ 放射性物質 モルモット ヒロシマ ナガサキ

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Re: Vielen Dank !
淡青&ヘルブラウ様。明けましておめでとうございます。
私には淡青様のいらっしゃるドイツ(Hamburg)の
年始風景は想像も付きませんが、日本の新聞もラジオも
相変わらず原発事故と政治の迷走のことばかりです。
今年もいったいどうなることやら・・・。
ではまた。(*^_^*)

Vielen Dank !
このブログ世界でナス代さんの素敵なブログにめぐり合え、
共感を覚えたことに感謝しています。

どうぞよいお正月を!
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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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