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文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」?老婆として生きることは罪なのか?
先日、プール友達B子の御母堂(89歳)が
老健で脳梗塞を発症して意識不明状態になり
救急車で病院に運ばれた。
翌日には意識は戻ったものの現在もまだ入院中である。
その後・・後遺症として血管性認知症が現れたらしい。

拘束衣を着せられてはいるが、脱ごうとして暴れ、
「家に帰る!家に帰る!」と大暴れをして手に負えない状態が
一日置きぐらいの割で現れるらしい。

そして今日、B子がプールに入ろうと更衣室で着替えをしていたら、
「お母様がまた暴れ出しました。もう病院スタッフだけでは手に負えません。
すぐに来てください。」という旨の緊急呼び出しの電話が主治医からあり、
急いで着替えをしながら、
「ホントにもう!これで何回目の呼び出し電話かしら?
「家に帰る!って、いったい何処の家のことを言ってるのよ!
暴れたら四肢を縛ることも了解しているのに、
これ以上暴れたら、強制退院させるって言うのよ。
出来るものなら早くあの世の父が母をお迎えが来て欲しいものだわよ。
老いは罪よね・・」
と言いながら慌てて病院に向かって行った。

老母から受ける今後のB子の苦労に付いて、
既に老境に入っている60代のB子が老母について語っているわけだが、
ここには「人の命は地球より重い」「共に生きる」「家族の絆」などという
美辞麗句に彩られたきれいごとでは済まない、
名も無き庶民に課せられた介護の重圧と経済的問題が
のしかかっている。
なおB子は整形外科系の持病があり、
自宅介護という重労働はできないのである。

そして、母を介護から看取りまでの人的配置と
その設備まで整った有料老人ホーム等には
逆立ちしても入れられない・・
と嘆くB子の姿に女の末路とはこんなにも哀しいものなのか?
とつくづく思った。

世間では「病は気から」とか「気の持ちようで・・」とか言うが、
気持ちだけ若いつもりでいても、
体の老化が「気というもの」に付いていかないという、
自然の摂理という歴然とした現実がある。

B子も私も、それに今若さを謳歌している者も、
やがては必ず行かねばならない老いという道である。

ちなみにB子は他者に対しては気配りもあり、
思いやりもあり余るほどの心優しい善人である。
そんなB子のなにげなく発した老親の老いや死についての
本音とも取れる言葉を反芻してみたが、
長く寝たきりの人は「やれやれやっと死んでくれた・・・」
などと言われるのだろうか?

なんだか、家族に看取られて死ぬことだけが
幸せな死に方だとは思えなくなってしまった。
むしろ、今、社会問題視されている孤独死孤立死のほうが、
人間として理想的な死に方のように思えてならない。

B子の御母堂様は、
好きで老いたわけではない。
好きで脳梗塞になったわけではない。
好きで認知症になったわけではない。

人は男でも女でもオネエでもニューハーフでも誰でも老いる。
ここまで書いて、だいぶ以前の某知事の発言を思いだした。

「これは僕がいってるんじゃなくて、○○○○がいってるんだけど、
“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」”なんだそうだ。
“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です”って。
男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、
女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。
そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、
地球にとって非常に悪しき弊害だって…。
なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)。
まあ、半分は正鵠を射て、半分はブラックユーモアみたいなものだけど、
そういう文明ってのは、惑星をあっという間に消滅させてしまうんだよね。」

誰に言われるまでもなく、私は閉経後のババアであるが、
出来るならば、きんさん・ぎんさんの歳まで長生きをして、
この社会の悪しき有害な存在として、この地球という惑星の文明を
あっという間に消滅させてみたいものである。( 一一)
そんな力があるのならば・・・。<(`^´)>

半分ブラック・ジョークはさておき、
老いてはピンピンコロリで死なずに、加齢による病に罹り、
人の手を煩わせながら徐々に死に至ることは罪なのだろうか?

死に下手と死に上手とがあるらしいそれでも桜の下では死ねまじ
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テーマ : 「生きている」ということ ジャンル : 心と身体

tag : 血管性認知症 拘束衣 有料老人ホーム 孤独死 孤立死 老いは罪

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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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