婆女子会の「ナマポ問題会議」
2012-05-29(Tue)
某珈琲専門店で、珈琲とドーナツだけで小1時間ほどお婆女子会をした。
その中で、某芸人の母親の生活保護受給問題が話題になった。
初めに口火を切ったのは、相当貯め込んでいるという噂の
節約家A子。
「貰えるものは貰っておけばいいのよ。
福祉の人と話合って行政側が妥当と判断したから
給付を受けられたんでしょ。
正規の手続きで行政から貰ったものを
今さら返す必要なんかないわよ。
税金を還元して貰ってると思えば良いんじゃない?」
次は法も社会のモラルも順守しなければ気が済まない、
清く正しく美しくが生きるスタンスの善人ぶりっ娘?の・・(?_?)
もとい、ぶりっ婆のB子。
「不正受給なんて絶対にダメよ。
真面目な国民が真面目に働いて収めた税金を
年収が5千万もある息子の、
それも母子関係が良好な母親に
生活保護費として支給する必要なんてないわよ。
返して当然、というよりも返すべきよ。」
次は社会悪よりも政治悪に燃える、
自称、素人政治評論家のC子
「たかだか芸人の母親の生活保護受給問題でしょ。
国会で取り上げるほどの意味ってあるの?
行政がすべきことを、どうしてわざわざ、
国会議員がしゃしゃり出るのよ?
むしろ、行政の在り方が問題なんじゃない?
そんなことよりも、もっと大事な消費税の増税問題や、
原発再稼働問題を追及して欲しいわよ。」
次はなんでも知ったかぶりをしたがるD子。
「みんな知ってる。生活保護のことを、プロは「ナマポ」、って言うのよ?
なんでもインターネットでは「ナマポ の貰い方」だなんて、
不心得なサイトを作っている人もいるみたいだけど、
その「ナマポ」の出所は私たちの税金、それも血税でしょ。
そりゃあね、家も無く重い病気になって働けないとか、
寝たきりの独居のお年寄りなら仕方がないけど、
まだ働ける体力のある人が「ナマポの貰い方指南」を
インターネットでするような、そんな暇があるんだったら、
ハローワークに日参するとか、仕事を選ばないでどこでもいいから働けっ!
って思わない?」
次は体を動かすのが嫌いで、
何もしないでごろ寝をしているときが一番幸せを感じるという
自称寝たふり婆さんのE子。
「あのね。人間はね。元々が怠け者に出来ているものなのよ。(-_-)zzz
働かないでも生活費が手に入るんだったら、私だって欲しいわよ。
たまに夕方のTVニュースで報道してるじゃない?
生活保護費支給日になると、保護費をもらってすぐパチンコに行ったり、
酒屋の立ち飲みコーナーで酒を飲んだりしている姿とかさ。
一度、そういう良い思い、つまり遊んでいても、ぬるま湯的生活ができるんだったら、
労働意欲なんて無くなって、誰も働く気なんて湧かないわよ。
私の年金なんて月に3万円弱なのよ・・。
それに今ね。主人に○○ガンが発見されて、医療費で大変な思いをしてるのよ。
あーあ、私も申請して貰えるものなら医療費が無料の生活保護費が欲しいわ~。
そうだ!いっそのこと、生活保護費を貰うためにペーパー離婚でもしようかしら。(^_-)-☆」
次はつい最近、病気で働けなくなった、
アパートで独り暮らしの生涯独身の親友のために
実際に福祉事務所に付いて行き、
生活保護費申請の説明を聴いて見てきたF子。
はっきり言って第一回目は門前払いだったわ。
扶養義務者についていろいろ説明を受けたけど、
20年前から親戚付き合いは一切ありません。
と何度言っても聞いて貰えなかったのよ。
結局、生活保護の申請用紙一式も貰えなかったしね・・。
そして、先ずは20年以上も連絡も付き合いもない兄弟に
相談してみてくださいだって・・
そりぁね。親友は今まで年金保険料を一度も払わず、
60過ぎまで自分の人生の生活設計をして来なかった責任はあるわよ。
だけど、病気が治ったらまた働くって言ってるんだから、
一時的にでも生活保護費を支給して欲しいわ。
他にもいろいろな意見や個人的思いが白熱したが、
お婆女子会の面々は、今後、もし大病を患って経済的に困窮しても、
高収入の親族はおろか、高収入の芸能人も有名人も親族には一人もいない。
ゆえに、現在も将来においても経済困窮に至った場合には最低限の生活費を
援助をして貰える処は行政しかないのである。
それにしても、扶養義務ってなんなのだろう?と思った。
その昔、高度成長を旗印に時の政権与党が核家族を奨励して、
家族をバラバラにしてきた。
その結果、家を出てから今までの親族との付き合いはと言えば、
何十年も義理で出す年賀状(出すだけまだまし・・)
だけになってしまった人々も多いだろうと思う。
そんな、親族に対して、
「あなたには○○さんに対して扶養義務があります。」
などと今さら言われても、自分の生活のことで精いっぱいの人たちが、
法的制裁は無いにしても、快く扶養義務を承諾するとは思えない。
結果、お婆女子会の「ナマポ問題会議」は、多数決により、
「もし、生活保護受給対象者になったら、貰えるものは何でも貰う。」
「あなたには○○さんに対して扶養義務があります。」などと連絡が来ても、
扶養義務は一切受け付けない。という結論に達したのであります。
思うに・・
この歳になるまで、この国において、公平で平等な社会保障や福祉が
行われている場面など見たことも聞いたこともない。
さらには下々が泣いて喜ぶような、公平で平等な社会保障や福祉を
良い方向に法改正したなどのニュース一度たりとも見たこともない。
かくして、資本主義の原理を推し進めようとすればするほど、
貧しい正直者だけが損をする社会構造はなんら変わらないのである。
今朝の新聞の週刊誌広告に「正直者はバカをみるものなのか?」
の記事タイトルが目に付いたが、
私に言わせれば何を今さらそんなことを・・である。
思うに、我々は官僚の巧妙な策略により、
搾り取れるところから搾り取るという構造には気付かされずに、
実際は下流なのに表向きは中流だと思い込まされ、
裏では或る意味で言えば奴隷化されているのだろう。
政治生命を賭け、不退転の決意で消費税増税案成立を
声を大にして叫んでいる極東の国の某首相がいる。
果たして消費税増税法案は通るのか、
立ち消えになるのかは私には判らないが、
下々の民の視線から見れば、
政治生命の賭け方の方向性と意味が、
完全に間違っているのではないだろうか。
(彼は知っててやってるのだろうけれど・・)
そして・・そういう人を選んだのも下々であることを
忘れてはならない・・。
下々の私とは対極に居る経済界大御所の視線で見れば、
不退転の決意は大歓迎であり、間違ってはいないだろうけどさ。( 一一)
それでも、生きている限りは理不尽な搾取から逃げることもできず、
なんとしてでも、お迎えの日までは生き延びねばならない。
幸い、贅沢はできないが、飢えないだけの倹しい年金と
家とは言えない古いウサギ小屋があるので今はなんとかなっているが、
夫婦のどちらかが大病を患ったらもうお手上げになる。
納税者としては、
受給者が生活保護費という税金でパチンコなどのギャンブルをしたり、
酒代にされては許せない気分もある。
いっそ生活保護はすべて現物支給にしたら、
少しは、受給者の皆々様方には、
他の国民の皆様のお金で今を生きていられるのだと
意識して貰えるかもしれない・・と思ったりもするけど、
↓の佐藤さんという自称重い鬱病さんの動画を見る限り、まぁ無理だわね。
結局「正直者はバカを見る」社会は永遠に続くのでありましょう。
日本沈没の日までは・・。(;一_一)
我が骸(むくろ)抱きしめ泣いてくれる人居なくてもいいすべてインシャラー
その中で、某芸人の母親の生活保護受給問題が話題になった。
初めに口火を切ったのは、相当貯め込んでいるという噂の
節約家A子。
「貰えるものは貰っておけばいいのよ。
福祉の人と話合って行政側が妥当と判断したから
給付を受けられたんでしょ。
正規の手続きで行政から貰ったものを
今さら返す必要なんかないわよ。
税金を還元して貰ってると思えば良いんじゃない?」
次は法も社会のモラルも順守しなければ気が済まない、
清く正しく美しくが生きるスタンスの善人ぶりっ娘?の・・(?_?)
もとい、ぶりっ婆のB子。
「不正受給なんて絶対にダメよ。
真面目な国民が真面目に働いて収めた税金を
年収が5千万もある息子の、
それも母子関係が良好な母親に
生活保護費として支給する必要なんてないわよ。
返して当然、というよりも返すべきよ。」
次は社会悪よりも政治悪に燃える、
自称、素人政治評論家のC子
「たかだか芸人の母親の生活保護受給問題でしょ。
国会で取り上げるほどの意味ってあるの?
行政がすべきことを、どうしてわざわざ、
国会議員がしゃしゃり出るのよ?
むしろ、行政の在り方が問題なんじゃない?
そんなことよりも、もっと大事な消費税の増税問題や、
原発再稼働問題を追及して欲しいわよ。」
次はなんでも知ったかぶりをしたがるD子。
「みんな知ってる。生活保護のことを、プロは「ナマポ」、って言うのよ?
なんでもインターネットでは「ナマポ の貰い方」だなんて、
不心得なサイトを作っている人もいるみたいだけど、
その「ナマポ」の出所は私たちの税金、それも血税でしょ。
そりゃあね、家も無く重い病気になって働けないとか、
寝たきりの独居のお年寄りなら仕方がないけど、
まだ働ける体力のある人が「ナマポの貰い方指南」を
インターネットでするような、そんな暇があるんだったら、
ハローワークに日参するとか、仕事を選ばないでどこでもいいから働けっ!
って思わない?」
次は体を動かすのが嫌いで、
何もしないでごろ寝をしているときが一番幸せを感じるという
自称寝たふり婆さんのE子。
「あのね。人間はね。元々が怠け者に出来ているものなのよ。(-_-)zzz
働かないでも生活費が手に入るんだったら、私だって欲しいわよ。
たまに夕方のTVニュースで報道してるじゃない?
生活保護費支給日になると、保護費をもらってすぐパチンコに行ったり、
酒屋の立ち飲みコーナーで酒を飲んだりしている姿とかさ。
一度、そういう良い思い、つまり遊んでいても、ぬるま湯的生活ができるんだったら、
労働意欲なんて無くなって、誰も働く気なんて湧かないわよ。
私の年金なんて月に3万円弱なのよ・・。
それに今ね。主人に○○ガンが発見されて、医療費で大変な思いをしてるのよ。
あーあ、私も申請して貰えるものなら医療費が無料の生活保護費が欲しいわ~。
そうだ!いっそのこと、生活保護費を貰うためにペーパー離婚でもしようかしら。(^_-)-☆」
次はつい最近、病気で働けなくなった、
アパートで独り暮らしの生涯独身の親友のために
実際に福祉事務所に付いて行き、
生活保護費申請の説明を聴いて見てきたF子。
はっきり言って第一回目は門前払いだったわ。
扶養義務者についていろいろ説明を受けたけど、
20年前から親戚付き合いは一切ありません。
と何度言っても聞いて貰えなかったのよ。
結局、生活保護の申請用紙一式も貰えなかったしね・・。
そして、先ずは20年以上も連絡も付き合いもない兄弟に
相談してみてくださいだって・・
そりぁね。親友は今まで年金保険料を一度も払わず、
60過ぎまで自分の人生の生活設計をして来なかった責任はあるわよ。
だけど、病気が治ったらまた働くって言ってるんだから、
一時的にでも生活保護費を支給して欲しいわ。
他にもいろいろな意見や個人的思いが白熱したが、
お婆女子会の面々は、今後、もし大病を患って経済的に困窮しても、
高収入の親族はおろか、高収入の芸能人も有名人も親族には一人もいない。
ゆえに、現在も将来においても経済困窮に至った場合には最低限の生活費を
援助をして貰える処は行政しかないのである。
それにしても、扶養義務ってなんなのだろう?と思った。
その昔、高度成長を旗印に時の政権与党が核家族を奨励して、
家族をバラバラにしてきた。
その結果、家を出てから今までの親族との付き合いはと言えば、
何十年も義理で出す年賀状(出すだけまだまし・・)
だけになってしまった人々も多いだろうと思う。
そんな、親族に対して、
「あなたには○○さんに対して扶養義務があります。」
などと今さら言われても、自分の生活のことで精いっぱいの人たちが、
法的制裁は無いにしても、快く扶養義務を承諾するとは思えない。
結果、お婆女子会の「ナマポ問題会議」は、多数決により、
「もし、生活保護受給対象者になったら、貰えるものは何でも貰う。」
「あなたには○○さんに対して扶養義務があります。」などと連絡が来ても、
扶養義務は一切受け付けない。という結論に達したのであります。
思うに・・
この歳になるまで、この国において、公平で平等な社会保障や福祉が
行われている場面など見たことも聞いたこともない。
さらには下々が泣いて喜ぶような、公平で平等な社会保障や福祉を
良い方向に法改正したなどのニュース一度たりとも見たこともない。
かくして、資本主義の原理を推し進めようとすればするほど、
貧しい正直者だけが損をする社会構造はなんら変わらないのである。
今朝の新聞の週刊誌広告に「正直者はバカをみるものなのか?」
の記事タイトルが目に付いたが、
私に言わせれば何を今さらそんなことを・・である。
思うに、我々は官僚の巧妙な策略により、
搾り取れるところから搾り取るという構造には気付かされずに、
実際は下流なのに表向きは中流だと思い込まされ、
裏では或る意味で言えば奴隷化されているのだろう。
政治生命を賭け、不退転の決意で消費税増税案成立を
声を大にして叫んでいる極東の国の某首相がいる。
果たして消費税増税法案は通るのか、
立ち消えになるのかは私には判らないが、
下々の民の視線から見れば、
政治生命の賭け方の方向性と意味が、
完全に間違っているのではないだろうか。
(彼は知っててやってるのだろうけれど・・)
そして・・そういう人を選んだのも下々であることを
忘れてはならない・・。
下々の私とは対極に居る経済界大御所の視線で見れば、
不退転の決意は大歓迎であり、間違ってはいないだろうけどさ。( 一一)
それでも、生きている限りは理不尽な搾取から逃げることもできず、
なんとしてでも、お迎えの日までは生き延びねばならない。
幸い、贅沢はできないが、飢えないだけの倹しい年金と
家とは言えない古いウサギ小屋があるので今はなんとかなっているが、
夫婦のどちらかが大病を患ったらもうお手上げになる。
納税者としては、
受給者が生活保護費という税金でパチンコなどのギャンブルをしたり、
酒代にされては許せない気分もある。
いっそ生活保護はすべて現物支給にしたら、
少しは、受給者の皆々様方には、
他の国民の皆様のお金で今を生きていられるのだと
意識して貰えるかもしれない・・と思ったりもするけど、
↓の佐藤さんという自称重い鬱病さんの動画を見る限り、まぁ無理だわね。
結局「正直者はバカを見る」社会は永遠に続くのでありましょう。
日本沈没の日までは・・。(;一_一)
我が骸(むくろ)抱きしめ泣いてくれる人居なくてもいいすべてインシャラー
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