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「自殺の練習をさせてたか?なんて聞けない」いじめた側にも人権はある?

大津市の市立中学2年男子生徒が自殺したことを巡って行われた全校アンケートで
「(男子生徒が)自殺の練習をさせられていた」との回答を市教委が公表しなかった問題で、
市教委が加害者とされる同級生らに対して直接、真偽を確認していなかったことがわかった。
市教委はこれまで、非公表にした理由を「事実を確認できなかったため」と説明していた。

 市教委によると、「自殺の練習」は、生徒16人が回答に記していた。
うち実名で回答した4人には聞き取りをしたが、
事実は確認できず、それ以上の調査もしなかったという。
加害者とされる同級生らにも聞き取りを行う機会はあったが、
「練習」については一切尋ねなかったとしている。

 その理由について、市教委は読売新聞に対し、
「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが
、いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。
『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』
と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」と説明。
結局、事実がつかめなかったとして、非公表にしたという。

 しかし、市教委は「蜂の死骸を食べさせられそうになっていた」「毎日のようにヘッドロック
(頭を締め付けるプロレス技)をされていた」
「体育大会で手首を後ろ手に縛られた」などの回答については、
加害者とされる同級生らに直接確認し、経過も公表していた。
いずれの行為も、同級生らは「いじめではなく、
遊びのつもりだった」と否定していたという。
またアンケートを巡っては「教師がいじめに見て見ぬふりをしていた」
などとする回答が15件あったことも判明。
市教委は「確証がつかめなかった」として非公表としている。

 こうした対応について大東文化大の村山士郎教授(教育学)は
「当たり障りのない情報だけを公表しているとしか思えない。
『自殺の練習』はいじめと自殺の因果関係に決定的な影響を与える要素で、
回答者が10人以上いるなら、確度が高いと思うのが普通だ。
教育的配慮も大事だが、方法を考えて聞くべきではなかったか」と指摘している。



私にも中学生の男の子の孫がいて、
自殺した中学2年男子生徒を私の孫と重ね合わせてしまった。
こういう事件が話題になるたび、
我が孫たちには加害者、被害者のどちら側にもならないように祈るのみである。



大津市の市立中学2年男子生徒が自殺した要因は単なるイジメなどではなく、
自殺強要罪、もしくは殺人罪に該当すると私は思う。

現在、学校、大津署、教育委員会がマスメディアの総攻撃を受けている。
加えて、加害者とされる生徒の実名や親の名前や電話番号までもがネット上に載り始めた。
加害者の親はPTA会長であるとか、同罪の加害者の祖父は警察OBであるとか・・・

今後、加害者とされる生徒とその身内へのバッシングは過熱するだろうが、
子どもとはいえ、自分たちのしたことへの重大さに気付くためには仕方の無いことだろう。

それにしても、過去のイジメによる自殺報道に対する
学校側(教師)と教育委員会の態度は
マニュアルがあるがごとく、自分たちの保身しか考えていないという
構図は、何度も何度もショッキングなイジメ問題が取り上げられても
なんら変わってはいない。


自殺した男子生徒の学校のホームページには、
男子生徒の自殺後に慌てて作ったのだろうか?

「わが校のストップいじめアクションプラン
~いじめの未然防止、早期発見、早期対応~」
の文字が踊っている。

この社会は建前と本音との微妙なバランスで構成されているとはいえ、
まだ13歳で自死を選択するしか方法がなかった
男子生徒の生き地獄のごとき中学校生活での苦痛を思うとき、
「わが校のストップいじめアクションプラン」の内容とのギャップはあまりにも激しく、
私には空々しさしか残らない・・。

今まで数多のイジメによる自殺のニュースを見聞きしたが、
「自殺の練習をさせられていた。」を思うとき、
今回だけは前代未聞の悪質極まりないイジメであると思った。
そして、市教委は「加害者にも人権がある」などと言っているらしいが、
執拗なイジメによって死に追いやった経過を考えるとき、
それは果たして法で守られるべき正当な人権なのだろうか?

「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、いじめた側にも人権があり、
教育的配慮が必要と考えた。
『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』
と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」と説明。
結局、事実がつかめなかったとして、非公表にしたという。
(2012年7月6日07時55分 読売新聞)

今回の自殺した、もとい、精神的にも、肉体的にも追い詰められて
自殺という形で殺された生徒の人権はどうなるのだろう。
この社会に稚拙ながらルールがあるならば、
都合の良いように歪曲された人権を盾に「自殺の練習までさせられていた被害者」の
死に損で済ませてはならない。

不条理な死に方で大切な自分の子どもを失った親御さんの
無念さ、悲しみ、やるせなさ、怒りの持って行き場の無さ、
そして、永遠に消えない喪失感に対して、
加害者たちは、イジメの枠を超えた恐喝罪傷害罪に加え、
イジメによって追い詰め、自死をさせたという自らの手を直接には汚さない殺人の罪で、
男子生徒と彼の両親に対して自分の一生をかけて償わなければならない。

今もなお苦痛に耐えし子どもらの声は誰にも何処にも届かず
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テーマ : 思ったこと・感じたこと ジャンル : 日記

tag : 自殺強要罪 殺人罪 バッシング 恐喝罪 傷害罪

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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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