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「葬式ごっこ」に見る、イジメという快楽と未発達な狂気
今から約半世紀前にもなるが、私の小中学生時代にもイジメはあった。
得てして、イジメに加担する子は、
いわゆる地域の名士と言われる家庭の子弟が多かったのは、
この社会のある種の符牒なのだろうか?

当時のイジメッ子は、自分は地域の名士の親の子なのだから、
社会のルールなど、少しなら逸脱しても良いのだ、と思い込んでいて、
精神は幼子のまま留まってしまい、
生物としての身体だけが成長してしまったように思えてならなかった。



昨年10月に起きた、大津市の中学校のイジメによる
男子生徒自殺死問題がヒートアップしている昨今、
今日の朝刊に2件のイジメ事件が載っていた。


同級生いじめ、「自殺に追い込む会」 愛知の中学生9人

 愛知県蒲郡市の市立中学校で、生徒たちが「自殺に追い込む会」という名前のグループをつくり、
同級生の男子生徒に対して「死ね」「うざい」などの悪口を言っていじめていたことがわかった。
教師がいじめに加わった生徒たちに注意して、今はいじめはなくなったという。


いじめ?高校生一時意識不明 宮崎、おぼれる様子動画に

 宮崎県西都市の三納川で、同市の男子高校生(16)が友人らに頭を押さえられるなどしておぼれ、
一時意識不明になっていたことがわかった。県警は、生徒へのいじめの可能性があるとみて、
友人らから任意で事情を聴いている。
現場にいた女子生徒が携帯電話の動画撮影機能で、生徒がおぼれさせられる様子を撮影していたという。
  西都署や市消防本部によると、男子生徒は8日午後4時40分ごろ、
中学時代の同級生ら男女9人と三納川で遊んでいたところ、川でおぼれ、意識を失ったという。
119番通報するとともに、現場で仲間の1人が救命措置を施した。男子生徒は意識を取り戻し、
ドクターヘリで宮崎市内の病院に運ばれた。現在も入院中だが命に別条はなく、快復に向かっているとい 
11日に男子生徒の母親が「いじめがあったのではないか」と西都署に相談。
同署は現場にいた少年らから任意で事情を聴き、男子生徒がおぼれる様子を撮影した動画も確認したという。



これからは大津市の中学校のイジメ自殺事件を機に、
今までは学校と教育委員会で内密に処理され、
闇から闇に葬られていた「イジメ事件」が紙面を飾ることだろう。




もし新聞の報道が事実なら、
イジメる側の子には人間としての善悪を司る脳の神経が生まれながらにして欠損しているか、
あるいは生育環境に問題有りと思われても仕方がない。




数年前、ある獄中男性作家(政治犯)の本を読んだことがある。
いわゆる、単なる軽犯罪(万引きや窃盗等)の罪での服役ではなく、
相手を死に至らしめるような刑事事件の犯罪行為である殺人や強盗等で服役中の
彼らの刑務所内の様子を描いた本である。
彼らの善悪に対する思考形態や犯した罪への反省度についての記述部分によれば、
裁判では情状酌量を目指して、弁護士に言われたことをオウム返しのように語りはするが、
獄中では彼らには一切、反省の色は見えず、どんな形であれ、
暴行や殺人という行為にはある種の快感が伴うことを自慢げに語るという。

大津市の中学校の男子生徒の自殺死のイジメの実行犯たちも、
善悪に対する脳内の神経が初めから無いのかもしれない。
それが事実なら、自分のしたことの重大さなど考える能力は無く、
報道されている執拗なイジメの数々は加害者にとっては快感であり、
加害者の脳内では遊びの域であったのかもしれない。
そして、加害者たちは心では罪の意識などまったく感じないほどの
幼い社会的偏差値しか持ち合わせず、
彼らにとってはイジメはただの「おふざけ」の範囲内のことであり、
イジメで男子生徒を自殺に追いやった重大さも、またその罪に対する罪悪感なども、
まったく湧かない可能性も推測できる。

だが、いくら、遊びやふざけていただけ・・などと強調しても、
実際に死に至らしめてしまった今、「遊びやふざけていただけ」の弁明や
「精神が幼かっただけ・・」だけの理由では、
いくら精神が未発達な少年と言えども、この社会では通用しない。



やっと、滋賀県警が中2男子生徒の自殺事件の専従チームを立ち上げ、
被害者への暴行容疑での本格捜査へ動き出き出した。

今後も加害者生徒は弁護士や大人から言われて、
上辺だけは反省の態度を取るだろうが、
裏では舌を出しており、

「あーあ、かったり~な。ただの遊びだったのによ。
でも、どうせパパとママがきっと俺を守ってくれるぜ。」


程度の認識でしかないだろう。
なにしろ、善悪の判断能力は幼稚園児以下なのだから・・。

更には教師へのアンケートでイジメの認識はなかったと答えた○○○中の教師たちも、
隠蔽と自己保身しか眼中にない教育委員会も加害者生徒と同罪である。
公立学校という場所は子どもを教育しない、
また、生徒の命を守ってはくれない場所も一部にはある、
ということをあからさまに世に知らしめたのだから。




将来へ大きな夢と希望溢れる未来を断ち切られた中学生男子・・・

自分たちが加害者だという意識など希薄で、
イジメという快楽の狂気に支配された虐待実行犯によって、
奪われた命はもう戻ってはこない。

執拗で悪質極まりない種々の残虐な犯罪行為によって追い詰められ、
自死によってしか、心身の苦痛から逃れることができなかったという、
この事件の衝撃はあまりにも大きい。

昨夜開かれた、○○○中の保護者会の中で
亡くなった男子生徒の父親は「黙とうしていただきありがとうございます。
お騒がせしています。
ご迷惑をおかけしますが、今後ともなにとぞよろしくお願いします」と述べた。とある。

親だったら、愛する我が子が無念の中で自ら命の灯を消さなければならなかった
理由と真実を知ることは決して迷惑なことなどではなく、当然の権利である。


毎日、TV、ラジオ、新聞でこの事件を見聞きするたび、
亡くなられた男子生徒の親御さんの胸のうちに去来するであろう
やりきれなさを思うと胸が詰まる。

思うに・・・
警察がどのような結果を出すかは判らないが、警察も国家権力の一部である。
それでも、滋賀県警はこの事件に関しては、校長や担任だけの
とかげの尻尾切り」だけで終わらせないで欲しいものだ。

徹底追及、徹底解明をしない限り、
また文科省を頂点とする教育システムの欠陥と不備を修正しない限り、
警察が介入しようと、今後もイジメによる自殺という、
切なく悲しくやりきれない負の連鎖が無くなることはないだろう。

思いだしたくもないのだろう・・欠席にマルが付いてたクラス会葉書
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tag : 大津市 自殺に追い込む会 暴行容疑 とかげの尻尾切り 社会的偏差値 文科省 教育システム

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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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