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遺骨、位牌、墓、この厄介なもの。その2
遠距離に住む友人A子(6?歳)から電話がかかってきた。
長年パーキンソン病を患い、
ここ10年ほどは病院→特養で寝たきりの上に、
意思疎通も全く出来なかったご主人様が、
先月初めに享年7?歳で亡くなられたそうである。
葬儀に関してはご主人様の生前の意思を尊重して
家族だけでの密葬で終わらせたが、問題はお墓であるという。

亡くなったご主人様は長男であり、既に亡き父母の
葬儀のときにも亡くなったご主人様が喪主を務め、
自分も両親と同じお墓に入れて欲しいと言っていたそうである。
そして、亡き義父母の位牌もA子の家にあるという。

友人A子はご主人様の遺思通りに、
亡き義父母のお墓にご主人様の遺骨の納骨と亡き義父母の位牌
一緒に入れたい旨を菩提寺に連絡をしたら、
意外な返事が返ってきたという。

「あー・・・実はですな。檀家会の方の話によりますと、
この30年間、○○家からは一度も管理費を払って頂いておりませんようで
つきましては、現在納骨してある遺骨を引き取って欲しいのでありますが・・。」
との返事であったという。

改葬するにしても、お金がと時間がかかる。
できれば、面倒は避けたい・・私はいったいどうすればいいのかしら?
と訊いてきた。



私には今まで管理費を払っていなかったという意味が判らず
菩提寺との契約者及び祭祀権者は誰なの?」とA子に訊いたら、
亡くなったご主人様の実弟だと言う。


「えっ???いったいどうしてそういうことになってるの?」

と、訳が判らないままに再び訊ねると、
「主人の家は複雑な家族関係でね。
亡き義父母の相続のときも、弟が全部相続して、
長男である私の主人は相続放棄をさせられたのよ。
そして祭祀権は弟が取り、位牌だけを我が家に預けたのよ。」
と言う。
そして、約30年前から、主人様の実弟とは絶縁状態であり、
先月のご主人様の死も弟には知らせていないという。


A子には娘さんが2人いるが既に嫁いでおり、墓守は期待できない。
アドバイスを求められても、私ごときでは役に立たないとは思いつつも、
私の浅い考えを言ってみた。

「亡き義父母様の菩提寺のお墓からの
遺骨引き取りに関しては、そのままにしておいて、
祭祀権者であるご主人様の弟さんが動くのを待つしかないんじゃない。
今現在7?歳ならば、彼もいずれは死の床に横たわるだろうから・・。

それでも、どうしてもあなたが、ご主人様の遺骨と故義父母様の位牌
何が何でもお寺所有のお墓に入れたければ、新しくお墓を買うしかないんじゃないの?
お墓参りであなたが癒されるのなら、それもひとつの選択肢よね。

でも、いずれあなたがお墓に入った後のことを考えて、
今のうちに娘さんたちと話合っておかないと、
嫁いだ娘さんたちがお墓問題であなたと同じように苦労するわよ・・。

それに、今はね、お墓に対する意識がだいぶ変わってきていて、
お墓はお寺の墓所だけではなくて、樹木葬とか散骨とか、
墓守のいない人たち用の合祀墓とか、選択肢が色々あって、
無理にお寺の墓所でなくても良いと考えている人が増えているそうよ。
まぁ、じっくり考えたら・・」
と言うしかなかった。


私たち夫婦のお墓は何が何でも海への散骨
で意見が一致しているので、
子どもたちにはお墓問題で苦労をさせることはないと思っているが、
現在、夫の両親のお墓問題で悩まされている。

我が夫は女の中の男一人として生まれたばかりに、
お墓のある故郷からかなりの遠隔地に住んでいるのにも関わらず、
姉たちからは墓守祭祀権者のように思われ、
「そっちに改葬はしないの?」とか、
「母の○○忌の法事はいつどこでするの~?」
などと呑気な電話がかかってくることがある。
交通費(飛行機代or新幹線代)を出してくれるのなら、行かないでもないけれど、
今は時間的にも経済的にも私の体力的(ひどい腰痛)にもそんな余裕はない。

それに、今は故義母の「年金パラサイト疑惑」で、
故義姉の夫と孫である代襲相続人相手に
遺産分割調停申立てのための弁護士探しで忙しくて、
それどころじゃないちゅうのっ!(ーー゛)




それでも・・
我が家の近所のキリスト教徒の80代のおばあちゃんのように、
家では聖書を読んでアーメンを唱えながらも、
月一で必ず、お寺の墓所にある両親のお墓参りで
南無阿弥陀仏を唱え、心スッキリになれて癒されるのなら、(^-^)
檀家とならなければならない仏教系のお墓を否定はしないけれど・・。

どこからか蝉時雨だけ聴こえ来て神も仏もただ沈黙す
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tag : 密葬 位牌 菩提寺 祭祀権者 相続放棄 樹木葬 散骨 墓守 合祀墓 年金パラサイト疑惑

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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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