*All archives* |  *Admin*

家族に読まれることを想定して書いていた哀しい虚飾日記
数ヶ月前に夫の実家から半強制的に故義母の遺品が送られてきた。
仏壇を含む家具類は業者が処分し、日記とメモ類を中心に、
その他諸々の品々を送って貰った。

義兄は家の中のありとあらゆる義母の痕跡を消し、
気分的にスッキリしたかったのだろうが、
せめて、「俺が元気なうちはおばあちゃんの供養はするよ。」
と言ってくれていたら、調停という最後の手段は選択しなかったかもしれない。

それはそれとして、
送られてきた故義母の数々の遺品の中に
戦後直ぐから亡くなる一年前程までに書かれた、
大学ノート何十冊もの日記兼家計簿があった。
メモ魔であった義母は朝起きてから、夜眠りに着くまでの
諸々のことを事細かに書き記していた。
また、その日の日記の最後には、
良くしてくれる???娘と娘婿への感謝の言葉が綴られていた。

しかし、それは表向きの「家族に読まれることを
想定して書いていた清書用の日記」であり、
本当の心情を綴った日記は新聞広告の裏面チラシを閉じたものに
走り書きされた下書きに隠されていた。
そこには、娘や娘婿への感謝の言葉など一言も無く、
お金を無心されるたびに、嫌な思いをしていることだけが、延々と綴られていた。

故義父母が姉夫婦との同居に際して、
間借り代及び生活費として毎月一人?万円を入れていたことや、
同居時は、自分のことは自分で出来ていた義母に、
「台所が汚れるから使っちゃダメ!」と言われて、
台所は水を飲む行為以外は使わせてもらえなかったこととか・・
実の娘の更年期のイライラの巻き添えで、「もう、帰って来るな!」
と言われて、外に追い出された上に玄関に鍵までかけられ、
交番の電話を借りて都会にいる娘に「迎えに来て・・」
と泣きながら電話をしたことなどが書いてあった。

如何せん、義姉は自分の夫名義の
木の香りのする新築の家に住まわせてやっている意識であり、
義母名義の土地は、母の死後は娘に相続させる旨の手紙を書かせていた。
(私も見たが法的に有効な遺言書ではなかった)

他にも孫娘の嫁入り時には多額のお祝い金を請求されたとか、
また病院への送迎のために、
義兄に免許を取らせる費用と車購入の費用とガレージを造る費用を
出して欲しいと言われ、
自分が娘夫婦と対等な立場でいるためには断われなかったことも書いてあった。
老母は義姉夫婦にとっては打出の小槌であったのかもしれない。
そして義母にとってお金を出す行為は、
家庭内で娘夫婦と対等な立場で在り続けるための唯一の手段であったのかもしれない。


今後の遺産分割調停において、故義母は年金を3つも受給していたので、
振り込み先の銀行預金が1千万円を超えそうになるたび、
故義姉と義兄(生存)名義の新口座に名義借りして、
数百万単位でお金を振り込んだことが書いてあるが、
10年以上も前の話なので、金融機関からは取引履歴は出してもらえない。
そして、その正確な金額が書いてあるはずの
清書日記の中の一番重要となるべき数ページが破り取られていた。
チラシの裏の下書き日記にも、誰が捨てたのやら、そのページは無かった。
誰が一番重要なページを破り取ったのかも、
名義を借りた際の預金の金額も現段階では証明できない・・。
調停における利害関係人である義兄が真実を語らない限り、
この相続問題は確実に争族になる。
(私から見れば、既にもうなっているんだけどね。(^_^;))
とは言っても、今までの義兄の態度からして彼が真実を語るとは思えず、
「知らぬ!存ぜぬ!」を貫き通すことだろう・・。


つてを頼ってやっと弁護士が見つかったので、来月から調停が始まる。


公開ブログ日記のように不特定多数の人に読まれることを想定して書く日記とは違い、
すべての出来事とすべての心情ををありのままに記録された日記・・。
「母の60余年分の日記を読むのは辛い・・」
と夫は言うが、夫は相続人として事実を知るために読み進め、
また私は義母という一人の名も無き女性が生きた9?年の歴史と軌跡をどうしても知りたいので、
夫の許可を得て読ませてもらっている。

それにしても、箪笥の奥に隠してあっても、本人の留守を狙って、
家族の誰かに読まれることを想定して書かなくてはならなかった日記って・・
なんとも切ない日記だわねぇ・・。

吾もまた二つの道を歩み来しかりそめの生と真実の生を
関連記事

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ



テーマ : 思ったこと ジャンル : 日記

tag : 遺産分割調停 遺品 取引履歴 相続問題 争族

Secret
(非公開コメント受付不可)

検索フォーム
人気ブログランキング
にほんブログ村
福島は今...
プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
最新の世迷言
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
お気に入りブログ
ブロとも申請フォーム
読書メモⅠ
商品紹介
Twitter
読書メモⅡ
永遠の世界への旅立ちグッズ