*All archives* |  *Admin*

ある少女の選択~“延命”生と死のはざまで~
昨晩、
NHKクローズアップ現代「ある少女の選択~“延命”生と死のはざまで~」

を見た。

腎臓の「人工透析」30万人。口ではなくチューブで胃から栄養をとる「胃ろう(経管栄養)」40万人。
そして、人工呼吸器の使用者3万人。「延命治療」の発達で、重い病気や障害があっても、生きられる命が増えている。
しかしその一方、「延命治療」は必ずしも患者の「生」を豊かなものにしていないのではないかという疑問や葛藤が、患者や家族・医師たちの間に広がりつつある。
田嶋華子さん(享年18)は、8歳で心臓移植。さらに15歳で人工呼吸器を装着し、声も失った。
『これ以上の「延命治療」は受けたくない』と家族と葛藤を繰り返した華子さん。
自宅療養を選び、「人工透析」を拒否して、9月、肺炎をこじらせて亡くなった。
華子さんの闘病を1年にわたって記録。「延命」とは何か。「生きる」こととは何か。
問いを繰り返しながら亡くなった華子さんと、その葛藤を見つめた家族・医師たちを通じて、
医療の進歩が投げかける問いと向き合いたい。

【再放送時間変更のお知らせ】
BS2:24:25~24:51(9日(木)午前0:25~)





18歳で延命を拒否した彼女の一言一言が胸に突き刺さった。

「命は長さじゃないよ どう生きるかだよ」

「天国はおつかれ様の場所でもあるから」

「医療は十分受けた。もういい」

「病院にいたら、くすりの方もつらいし
病院にいるのもつらいから」

そして最期に家族に「感謝」の手紙を残して旅立った。

彼女(華子さん)は最先端医療で「無理やり生かされること」よりも
「家族と当たり前の生活ができること」=「自らの意思で生きること」を選択した。

齢18歳にしてなんと強固な意志と信念を持った人なのだろう・・と思った。
そして、ご両親も迷い、惑い、無力感に苛まれつつ、
過酷な葛藤の末に最終的には娘さんの意思を尊重された・・。



もう一度、彼女の言葉を反芻してみた。

「命は長さじゃないよ どう生きるかだよ。」

彼女は18年で人生のすべてを学び終え、
与えられた命を生き切ったのだろう・・。






今再々読中の「死の瞬間---死とその過程について---」
(著者:エリザベス・キューブラー・ロス)
「第9章--患者の家族--」 P288~289 にこんなことが書いてある。

私たちは、患者のまわりの大事な人たちが、患者の延命への希望を口にするよりも、
死期が迫っているという現実を直視できるようになってほしいと願った。

           -------中略------

心理療法と対症療法が行われることにより、
患者の多くは「延命」するかもしれない。だが死を先延ばしにしても、
患者からは感謝の言葉より恨み言を聞くことが多い。
繰り返しになるが、患者には安らかに尊厳をもって死を迎える権利がある。
患者と私たちの願望が相反する場合、
自分たちの欲求を満たすために患者を利用してはならない。
私が言っているのは、肉体的には病んでいるが、精神状態は正常で、
自分で判断できる患者のことである。
彼らの希望や意見は尊重しなければならないし、
また、言うことには耳を傾け、相談にも乗るべきである。
患者の希望が私たちの信念と反する場合は、そのことを明らかにし、
それ以上の干渉や治療については患者の判断に任せるべきである。
101209r
咲き切った余韻残して還るべき処へ還らむひとひらの花
関連記事

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ



テーマ : 「生きている」ということ ジャンル : 心と身体

Secret
(非公開コメント受付不可)

Re: はじめまして
シュンランママ様。はじめまして♪

このような世迷言ブログにお優しいコメントを
ありがとうございます。v-352
はじめまして
いつも更新を楽しみにしております~
マス代さんの辛口コメント大好きです!
検索フォーム
人気ブログランキング
にほんブログ村
福島は今...
プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
最新の世迷言
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
お気に入りブログ
ブロとも申請フォーム
読書メモⅠ
商品紹介
Twitter
読書メモⅡ
永遠の世界への旅立ちグッズ