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老いへの不安―歳を取りそこねる人たち
この更新の少ない泡沫ブログにお越しくださる数少ないご奇特な方々は、
大部分がシニアorシルバー世代の方々だと思う。

それらの人々の中で、「老いへの不安」など微塵もありません。
と断言できる人が果たして何人いらっしゃるのだろうか?

私自身で言えば、心の中では、自分自身を年寄り扱いすると
ますますボケる、老(ふ)ける。
ゆえに自分はまだ実年齢よりも若いはず!と日夜、
自身を鼓舞しながら生活しているが
立て続けに40肩になったり、腰痛になったりすると
こういうときだけはつい「歳のせい」にしてしまう。
これも自分自身を年寄り扱いしていることになるのだろうか。
(実際に診てもらった整形外科医は、その原因と症状は『歳のせい』だと言う・・)


それに、ラジオ番組での健康コーナーで、
脳梗塞後のリハビリの方法などを聴いているときに、
私も今という時刻以降の未来に於いて、ピンピンコロリでは逝けずに、
自分の自由意思で移動できなくなる体になる日が近づいている・・。
という「老いへの不安」が嫌でも脳裏を過る。

私はやがては、今よりもひどい状態で老いさらばえて行かねばならない。
そのとき私はどのような心理状態になるのだろうか。
またそのアンハッピーゾーンまだ未体験であり、未知の領域なので、
人生への飽くなき好奇心としては非常に興味のある領域ではあるけれど・・。

また、私のように加齢とともにたそがれもせず、
鬱屈もせず、若さへのジェラシーも持たず、
ただただ、「ハッピー前向き生涯現役幸せ探し
日々感謝希望自分探し」等を
信条として、老いの日々を前だけを向いて邁進している人がいるとしたら、
バイオフィリアの典形ですものねぇ。ほんと、羨ましい限りだわ。(*^_^*)



本書によると、
「世の中にはまことに嫌な法則がある。
嬉しいことや楽しいことに我々の感覚はすぐに麻痺してしまうのに、
不快なことや苦しいことにはちっとも馴れが生じない、という法則である。
不快なことや苦しい事象は、砒素や重金属のように体内へ蓄積して
害を及ぼすことはあっても耐性はできないものらしい。
だから老人は鬱屈していく。歳をとるほど裏口や楽屋が見えてしまい、
なおさら難儀な者のみが我が世を謳歌できるシステムになりつつある。」
らしい。


今年、2012年は団塊の世代の先頭集団が
国民健康保険でいうところの前期高齢者の仲間入りをした。
本書はその世代の前後の人たちに対しての
「老人たちの見本張」の様相を為している。
また、登場人物たる老人たちは、正直者で真面目な善人ばかりではなく、
自分では自覚していないであろう一癖も二癖もある老人ばかりなのが
私の興味をそそった。

私自身は一癖もない、ちょっぴり人生にたそがれているだけの、
つつましやかな、ただのばーさんだと思っているけれど、
人間が100人いれば100通りの価値観がある。
他人様からみたら、私は一癖どころか三癖も四癖もある
気難しいばーさんなのかもしれないし、(・・?
また真逆に、単純素朴でノー天気なばーさんかもしれない。(?_?)

要するに一番判っているようで判っていないのが自分自身のことなのかもね。


「淋しくもありませんよ。わたくしは自分で決めた通りにやっているんですから。
年寄りが淋しくなったり、可哀想になったりするのは、自分では何にも決められなくて、
人の言うがままに動かされてしまうからですよ。わたくし、そう思いますね。
それじゃあ、身体が丈夫だって、寝たきり老人と同じじゃありませんか。
愚痴をこぼしたり、つまらない事を僻んだり、自分が自分の主人じゃなくなるから、
そんな惨めなことになるんです。わたくしは、違います。
ですから、わたくし、倖せなのですよ。」
高井有一著 「鳩と老人」
P63



「若くあろうとすることについて」

若さへの憧れは、ちっとも異常ではない。むしろ当たり前のことであろう。
だがアンチ・エイジングには往生際の悪さといったことではなくて
もっと別な種類の違和感を覚えもするのである。
気持ちは分かるが、どこか自己陶酔めいた軽さが付きまとって気色が悪い。
だからわたし自身、息子の世代と大差のない服装をしたり
「年甲斐のない」音楽へ秘かに情熱を傾けたりしつつ、いまひとつ居直れきれない。
もやもやと居心地が悪い。
(そのくせオレはストーンズよりも年下だ、などとわざわざ思ったりする。)。
自分に対してもそうだから、同年代の他人が若さに執着していたなら、
それが意識的であれ無意識であれ苦々しい気分になる。
寛容になれない。勝手なものである。
笑顔と軽々しさと空元気とが混ざり合ったような「アンチ・エイジング的なもの」には、
どさくさに紛れて人生における難儀なものを引き受けずに
済まそうとしているかのような印象が付きまとう
いや、そんなふうに感じるのはわたしだけで、
すなわち世を拗ねた偏屈な精神から発していることは自覚している。
が、世の中全体が軽躁状態になったかのごとく
若さを闇雲に信奉しているその風潮には、歳相応の思い違いや恥を無効に
してしまおうとする小賢しい手口みたいなアンフェアな感触を覚えてしまうのである。
まあそれはそれで人生に対する工夫や発明の一環として捉えれば良かろう。
目くじらを立てるほうが大人げない。
ただし、そんなことで思い違いや恥から逃げおおせると思ったら大間違いである。
P84~85

わたしより前向く人よそこからはメタな世界が見えていますか  
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テーマ : 思ったこと・感じたこと ジャンル : 日記

tag : ハッピー 前向き 生涯現役 幸せ探し 日々感謝 希望 自分探し バイオフィリア

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Re: はじめまして
すりむまま様。はじめまして。
ブログ開設おめでとうございます。
更新の少ないブログですが、
またいつでもいらしてくださいませ。
( ^^) _旦~~

> ちなみに、「すりむまま」は妄想か願望で
 「でぶばば」と言われても反論できません(-_-;)
    ↑
大笑いさせていただきました。(^_-)-☆
Re: NoTitle
こんにちは。(*^_^*)

>羽はボロボロだけど、まだ飛べます、飛びましょうよ。

そうですね。私も羽はボロボロですが、まだ飛べそうな気がしてきました。
いつも応援ありがとうございます。



はじめまして
10月10日に自分のブログを開設しました。
シニアブログを徘徊しているうちにナス代様のブログに出会いました。
そうそう、こんなブログを作りたかったんです。
またお邪魔しますので、よろしくお願いします。m(__)m
ちなみに、「すりむまま」は妄想か願望で「でぶばば」と言われても反論できません(-_-;)
NoTitle
こんちは~
ナス代さんの頭の中を覗きに来る、奇特な爺です(笑)

こんな歳になってって、どんな歳?、などと一人突っ込みの毎日。

周りの事なんか全然気にしない、お馬鹿な爺達と交わるとわくわくします、もちろんおいらもその一人、羽はボロボロだけど、まだ飛べます、飛びましょうよ。

名言の中で、おいらにヒットした言葉、「ハードルは高ければ高いほどくぐりやすい」、これっておいらの人生そのもの、いい言葉です。

りんごのおっちゃんが言ってた、Stay Hungry. Stay Foolish. おいら一生これで行きたい。

なんてね。


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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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