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パートナーの「もしものとき・・」のエンディング・プラン

NHKクローズアップ現代「お葬式が出せない どうする“葬送の場”」
葬儀の常識が覆されている。去年の死亡者数は126万人と10年前に比べ30万人増え、
斎場や火葬場は各地で混雑。亡くなった後、葬儀まで1週間以上待つ遺族が増えているのだ。
遺体をどこに安置するか?忌引きの休みは足りるか?驚き戸惑う遺族。
「安置室の費用がかさんだ」
「自宅で遺体が変色し可哀想だった」「心の整理がつかず疲れきった」。
背景として、都市部では低価格・短時間での葬儀にニーズが高まり、
通夜から火葬まで行える「火葬場併設斎場」に予約集中。
一方、高齢化するベッドタウンなどでは火葬場そのものが不足する。
近隣の迷惑施設である火葬場の新設や改築は難しい状況も見えてきた。
葬送の場をどうするのか?長く待つ遺族や各地の実態を取材、対策を考えていく。



録画しておいた『NHKクローズアップ現代「お葬式が出せない どうする“葬送の場”』を観た。

我が夫は団塊世代。
「お葬式が出せない どうする“葬送の場”」の時代にぴったりと合致する。
今後、昭和22年~24年の第一次ベビーブームに生まれた人たちと、
その前後に生まれた私を含む人たちが死に絶えるまでは
葬祭ホールも火葬場もフル回転どころでは済まなくなり、
特に火葬場などは3交代制で24時間操業にしないと、
とてもご遺体をさばき切れないんじゃないかと思ったりもする。


今日、プールに行ったら、プー婆友のF子さん(72歳)が、
彼女の自宅近くの○○公会堂で開催された、
エンディング・プランセミナーに行ってきたそうな。
F子さんの御主人様は先月に○○ガンの手術を受けた。
今後・・他の部位への転移や再発も有り得るので、
もしもの時のことを考えたら、彼女が喪主に成らねばならない。
そのときに慌てないようにとの思いから、ご主人様には内緒で
エンディング・プランセミナーに参加してきたそうである。


またもう一人のプー婆友(63歳)は、特養に入所されている御母同様(91歳)が、
最近嚥下力も弱くなりつつあり、頭の中も、クリアなときよりも、
ボケている時間が長くなってきて、お見舞いに行っても「あなたはどちら様?」
と訊かれることが多くなってきたと嘆いている。
多分近いであろう、御母同様のお迎えの時を想定して、
数社の葬儀ホールの見学に行ってきたそうな。
そして、一応は第一候補となる葬儀社を見つけてきたそうである。



夫婦の場合、夫よりも妻のほうが長生きをする確率が高いという
厳然たる生物学的事実は覆すことができない。


先日、私は弟の葬送を経験してきたばかりである。
弟の妻(50代前半)は、自分たち夫婦の老後や
エンディングのことなど全く考えていなくて、
ましてや配偶者の死など論外中の論外の出来事であったらしい。
50代前半ではしかたのないことかもしれないけれど、
私はそのとき、弟のエンディングにおける弟の妻のパニック振りを見るにつけ、
我が夫の「もしものとき・・」のエンディングの知識を身につけ、
また経済的準備も早めに!と思うしかなかった。



第一に、我が夫が亡くなったときには、
果たして何日間火葬を待たされるのだろう?
その間の遺体安置はどうする?と考えてしまった。

それに、夫は「自分のエンディングなど考えたくもない。
どうせ僕が君よりも先に死ぬんだから、
僕のエンディングはあなたが勝手に決めてやってくれ。」と言っている。


先ずは死亡後に遺体を自宅に安置するかどうか?を考えた。
家ねぇ・・・。道路から玄関まで階段もあるし、
玄関ドアまでの通路も狭いし、居間も狭いしちょっと無理だわ。
2階に運ぶという選択肢もあるが、階段が直線ではないのでそれも無理・・。

で・・・安置費用のかからない葬儀社を探したら、
火葬の日まで何日間でもご遺体の保管料金がかからないサービスが売りの
葬儀社が同じ区内にあったので、
現段階での第一案として、夫の死亡時はその葬儀社に頼むことにした。
そうすれば公営斎場で火葬にできる。

次に葬儀はどうするか?
直葬という葬送のしかたが注目を集めだした頃に、
「俺も直葬でいいよ。遺骨は海に撒いて欲しいな。」と言っていたので、
子どもと夫の姉たち3人に夫の死亡を知らせ、
故人(まだ死んでないけど。(^_^;))の遺志を尊重して
直葬のみで執り行いたいと思う。

そして、後日、爽やかな季節を見計らって、散骨クルーザーのチャーター予約をして、
海洋葬という本葬で東京湾に遺灰を撒いてこようと思っている。
そして、その後海の見えるレストランで会食をして散会とする。
海洋葬=散骨の場合、近隣の船への配慮で喪服は禁止であるそうな。)

ちなみに海洋葬プランの料金は、クルーザーへの乗船人数により変動するが、
15人前後の場合は仏教式葬式の戒名代とお布施の合計額の半額程度しかかからない。


経済的に余裕のあるご遺族の方々は、
立派な祭壇と位の高い戒名を選択して葬式代に何百万円もかけ、
「ご立派なお葬式だったわねぇ。」
と、世間様に褒めちぎられるのも良し。

経済的に余裕のない私のような貧乏人は、
残された私の老後の生活のために火葬だけの地味な葬儀を執り行い、
「ボケ田さん家は随分と質素な葬儀だったそうよ。」
と言われるも良し。

「人の噂も75日」と言うが、
地域のコミュニケーションも希薄というか、
ほとんど無いに等しい我が地域(一応は都会)では
地味な葬儀をしたボケ田家のことなど「人の噂も7.5日」程度で、
完全に忘れ去られることだろうて・・。(;一_一)

そして、火葬後は、ほんのひと握りの遺灰を私の手元に置いておき、
夫が会社を定年退職してから毎日出勤している、
大好きな野良仕事の場(畑)から風に乗せて、千の風になってもらおうと思う。
夫のお墓は大海原と吹き渡る風・・。
海を見るたびに、また、頬を過ぎる風に気付いたら、
いつでも故人になった夫を思い出すことができる。


今日現在の夫のための第一案のエンディング・プランで、
「お葬式が出せない どうする“葬送の場”」
はなんとかクリアできそうだが・・・

それにつけても、我が夫。
先の特定検診では、どこも要注意箇所はなかった。
夫のためのエンディング・プランもしばらくは実行することはないだろう。
でも、転ばぬ先の杖はないよりはあったほうがいい。

それに、現在では超高齢化社会の多死を見込んでか、
次から次に直葬家族葬専門の葬儀社が新規開業しているので、
半年に一回程度は見直しをしようと思う。


そのときは突然にやってくるもの。
気が動転しているのをいいことに、初めに決めた葬儀プランとは別料金の
オプションを次から次に勧められて、
世間体や見栄で余分なオプション契約をしてしまい、
予算がとてつもなくオーバーして、
「こんなはずではなかった・・。なんなのよ!あのぼったくり葬儀社は!?」(>_<)
と怒っても泣いても、後の祭りだものね。

葬送で大事なのは、豪華な祭壇より、また参列者の人数より、
心から故人を悼む心よ。
と思うのは貧乏人の僻みなのだろうか・・・・・・。


だけど、夫のためのエンディング・プラン実行前に
私が先に逝っちゃったりしてね!(^_^;)

雪が舞う麗月の真夜に人知れずわたしは静かに永眠(ねむり)たいのです
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tag : エンディング・プラン 直葬 家族葬 葬儀社 安置費用 葬式仏教 海洋葬 千の風

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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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