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未曾有の大震災から2年。さまよう心・・「会いたい、それだけです....」

会いたい、それだけです
気持ちは、ずっと変わっていません。1人だけ残ってしまった。
自分だけ生き残ってしまって、よかったのだろうか。
思いは、いまも消えません。

落ち着ける場所がないんです。
家がなくなってしまったからではない。
いるべきはずの家族がいないから。

ただただ、家族に会いたい。それだけです。

 

ただ、働く意味や、生きる意味がわからなくなってしまったという。

 
周りの方からは「奥さんや娘さんのお墓を守るのがあなたの役目だよ」
と言われることがあります。
でも、いまはまだ、道筋がみえないんです。

あれから2年がたち、みんなが復興に向かって動いています。
でも、私は家族を失ったという思いにとどまっている。
そんな気持ちを口にすることも難しくなっているように思う。

 
いまは更地です。でも、仕事から帰ってきたあと、夜にでも行く。
そこに行くと、家族と暮らした日々を感じることができるんです。




辛いわね・・・

そして、悲しいわね・・・






未曾有の大震災から、2年・・
人は時間を戻せないことを自覚しながらも、
過去を求めることを諦めるめることができない。

世の善良な人々は、彼の苦しみをどうすることもできず、
「奥さんや娘さんのお墓を守るのがあなたの役目だよ」
などと慰めてくれる。

だが彼は、屍になってしまった家族の抜け殻と対峙するよりも、
確実に家族の体温を感じていた、今は更地となってしまった
元、家のあった場所に行き、3.11前の日々を思い起こしては、
ただただ、呻き続けるしか、自我を正気なままで維持させる方法はないのかもしれない。

他人から、どんなに美辞麗句で慰められようとも、
また、彼がどんなに呻いても嘆いても、過去には戻れず、
家族はもう2度と、彼の目の前には帰ってこないことを知っている。
そして、あの2年前の、家族を奪って行った残酷な自然災害が、
今も「納得できない」ことを彼は行動で現し、
その行動の先にも、答えがないことを知りながら
「なぜ、我が家族がなぜ?」を、
自分だけが生き残ってしまった自責の念とともに
問い続けるしかないのだろう・・。



例えば、天寿をまっとうした老親の死ならば、
その死には納得が行くかもしれない。
だが、何の罪も犯していないのに、また何の落ち度もないのに、
自然災害での死という不条理極まりない命の消え去り方は
残された人にとっては、何年の時が過ぎ去ろうが、
決して受け容れがたい事象で在り続ける。

それでも残った人は、くじけながらも、何度も何度もつまづいても、
そしてまたふと、立ち止まり、亡き人々の記憶を胸に抱きながら、
生の意味を自問自答しながらも生き続けるしかない。

不条理な死で命を落された数多の人々の残した生と死の貴重な記録として、
また、知的財産として、それに決して無駄死にではないという事実を
無名の次世代の人々の心に確実に繋ぐためにも・・・。

2011.3.11PM2:46
東日本大震災と数多の命を奪った大津波、
そして、収束さえいつになるか判らない、
福島第一原発事故を私は決して忘れない。

くじけても泣きながらでも今ここに在る我が生を受け容れるしかなく
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テーマ : ひとりごと ジャンル : 日記

tag : 自然災害 知的財産 2011.3.11PM2:46 福島第一原発事故

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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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