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爺と婆が冥土の土産に「人間の干し首」と「ミイラ」を観にゆく
大型連休中は混むだろうからと、連休が明けてから
国立科学博物館 特別展「グレートジャーニー 人類の旅」を観て来た。
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時節柄、上野駅公園は修学旅行生でいっぱいだったが、
ここは本当に東京?
と疑うほど、時間がゆっくりと流れているような感覚に囚われた。

国立科学博物館 特別展 公式HPから引用
アフリカに生まれた人類が、世界中に拡散していった人類最大の旅路を、
イギリス人の考古学者ブライアン・M・フェイガンは「グレートジャーニー」と名付けました。

本展では360万年前の人類が家族で連れ立って歩いた最古の足跡化石をその
「グレートジャーニー」の象徴として位置づけています。
700万年前の人類誕生から説き起こし、人間が住むのに決して快適ではない地域
(熱帯雨林、高地、極北、乾燥地帯)で人はどうやって生きてきたのか。地球上の
様々な環境で今も暮らす人々の生活を紹介することなどにより、その土地ならではの
「生きる知恵」と「文化」を見て、「人間の生きていく強さ」を再発見し、
そこから人類と地球の未来を考えていただこうという壮大なコンセプトを基に展示します。

監修者の一人である関野吉晴は,
1993年、「グレートジャーニー」の過程を自らの腕力と脚力を頼りに、
動力を一切使わずに逆ルートで体験する旅に出ました。南米大陸最南端のナバリーノ島から
人類誕生の地・東アフリカまで、足かけ10年の歳月をかけた旅の様子は、
1995年からフジテレビでドキュメンタリー番組「グレートジャーニー」として放送され、
自然と一体となって暮らす各地の人々の中に入っていく同氏の姿は、
多くの視聴者に感動を与えました。また、
2006年からは私たち日本人の祖先が日本列島に到達した
ルートを辿る様子も「新グレートジャーニー」として放送され、
大きな話題となりました。

“それでも、私たちはこの星で生きていく。”





私が一番観たかったのが、
世界各地には宗教的な意味合いや部族間の抗争の
戦果として首を狩る文化がありました。
本展では国立科学博物館に収蔵されていた干し首3体を10年ぶりに展示。
最新の学術的見地から「謎」に迫ります.....
と注釈の付いている「干し首」と、「ミイラ」だったのだが・・・

私としては「干し首」の作り方は、
人間の首だけを木の枝に洗濯物のように吊るして血抜きをして、
カラカラになるまで乾燥させたしろもの。
と勝手にして想像していたのだが、
製造方法は全く違っていた。
展示説明によると、頭部の表皮を切って頭蓋骨を取り出し、
皮膚の皮を丁寧になめしてから、
詰めものをして拳大の大きさの干し首として再び縫い合わせるらしい。

ミイラ」と言えば、エジプト王族のミイラを思い浮かべるが、
エジプトのミイラより3千年も前に作られたという
世界最古の5千年前の「ミイラ」は生後間もない赤ちゃんのミイラであるらしく、
体に棒が入っているとの説明書きがあり、
小さな木偶人形を観ているような気がして言い知れぬ哀しみを誘う。


もちろん、写真撮影は禁止なので、画像は公式HPから引用。

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干し首は現在のエクアドルとペルーにあたる地域に住んでいた部族が作っていた)

2010年に東京国立博物館に阿修羅像を観に行ったとき以来、
3年ぶりに上野公園に来たのだからと、
次に東京都美術館 企画展示室でレオナルド・ダ・ヴィンチ展を鑑賞し、
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次に 国立西洋美術館でラファエロを観て聖画の数々を堪能し
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次に数十ぶりに上野動物園に立ち寄り、
パンダを見て、四月に生まれたばかりのゴリラの赤ちゃんを観ようと思ったら、
既に居住施設に戻ったとかで見られなかったので、早々に動物園を出て、
園内のレストランで食事をして、次に東京国立博物館 平成館で
開催されている「国宝 大神社展」を観ようと思ったら、
食後に夫がもう帰りたいというので仕方なく帰途に着くことにした。

私としてはどうしても「国宝 大神社展」を観たかったが
関白爺亭主に無理を言えばケンカになる。
上野駅に向かう道すがら、指を咥えつつ、「国宝 大神社展
の入館者の年齢層を観察していたら、
私より一周りは人生の先輩と思しき高齢者の方々ばかり・・・
やはり日本人の死生観は八百万の神々と仏にあるのだ。
と再確認して、京浜東北線で上野を後にした。

電車内で夫が、
ラファエロのような聖画ばかりの西洋画はやはり日本人にはピンとこないな・・
やっぱり、「国宝 大神社展」も観れば良かったな。」などと言いだしたので、
顔は笑顔でも、心の中では「このバカ亭主が!」と怒りだしたくなったが、
人類が誕生して約600万年・・
人間はその悠久の時間の流れの中で、運が良ければの話だが、
たかだか80年ほどしか生きられない。
人間が生きている時間は宇宙時間から計算するとほんの一瞬でしかない。
その一瞬でしかない時間を、お互いに看取り看取られる予定の
パートナーへの怒りに使うのは時間がもったいない。
と思い、「その一瞬でしかしかない時間を如何に生きるか?」
を、残り少ない私の生の時間に与えられた課題と考え、
頑固関白爺亭主への怒りを抑えて、まだ「おふたりさま」で外出でき、
行きたいところに行けて、一日中歩けることを幸せなことだと
頭の中を切り替えて帰って来た。

定年後は濡れ落ち葉と化した頑固関白爺亭主と来月はどこに行こうかな・・(*^_^*)

(グレートジャーニー 人類の旅展の出口近くににあるこの3体だけは撮影OKの張り紙あり)
genzin
人類はこの先どこに向かうのか考えあぐねて一日(ひとひ)が暮れむ
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tag : グレートジャーニー 人類の旅 干し首 ミイラ 阿修羅像 レオナルド・ダ・ヴィンチ展 ラファエロ 国宝 大神社展 上野動物園

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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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