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そのときにアタフタ、ドタバタしないように夫の「もしも・・のとき」のことを考えておく。
我が夫は団塊世代・・・
自分の親の相続では弁護士を頼んで遺産分割調停の申し立てまでしたが、
いざ、自分の終活については、
直葬でいいよ。あとは全部あなたに任せるよ。」としか言わず、
自身の終末期医療に関する要望も、
被相続人になった場合のこともほとんど意思表示を避ける。

一昨日のNHKの「団塊スタイル」は終活がテーマで
「家族の不安を解消!自分で決める葬儀と墓」だったので、
録画しておいて先ほど観てみたが・・
司会者もゲストも、どこか死は他人事のようであり、
内容もありきたりな一般例しか示さず、あまり参考にはならなかった。

番組のアンケート結果では、家族葬(家族、親族)を希望する人が多数を占め、
墓も地上にと考えている人のほうがまだまだ多数を占めている。
やはり昔ながらの葬儀と墓は必要!と思っている人が多いということなのだろう。


我が夫の「もしも・・のとき」の予定については、
本人の希望通りに宗教無しの直葬で見送り、後日、日を改めての
クルーザーでの海への散骨で、一連の葬送の儀式は終わる。

もし夫が現役ならば会社関係の人が義理で弔問に来られるだろうから、
嫌でも一般葬を選択したかもしれないが、
今は毎日が日曜日の年金生活者なので、世間体にこだわる必要は皆無になった。
それゆえに直葬+散骨希望なのだが、現在、市営斎場は年間を通して混み合い、
火葬については5日~1週間は待たなければならない。
先ごろ亡くなった知人のご主人様の葬儀は、
民間斎場の葬祭場を借りての一般葬であったが、
火葬までに8日間待ったと聞いた。

今は超元気?に見える我が夫でもその日は必ず訪れる。
そして、その時期には、突出して人口の多い団塊世代と
ポスト団塊の世代の私をも含めた人々の多死時代を迎えており、
火葬に至っては2~3週間待ちも想定される。
そのときに経済的に最も負担になるのが遺体の保管料だ。
近隣の規模の大小を含めての葬儀社を調べても、直葬プランでの
遺体の保管料は一泊で設定してあり、追加保管をすれば、
更に一泊毎に一万円~1万5千円ほどかかる。
自宅での保管でもドライアイス代(一日分として通常10キロで5千円から1万円)がかかる。
ゆえに、葬儀社が追加費用無し!と提示していても、基本プランの額で賄えるはずもない。
だが、近隣の葬儀社で一軒だけ、「遺体の保管料は火葬まで何日でも無料です」
を売りにしている葬儀社があるので、夫のもしも・・のときはそこに頼もうと思って
夫のエンディング・ノート(代筆を頼まれているので私が書いた(^_^;))に記入し、
我が夫婦のエンディング・ノートの在り処を子どもに教え、
出来れば書いてある通りに実行して欲しい旨を年に一回は伝えている。

夫の葬送のときには、もちろん、誰からも香典は受け取らないが、
それでも通夜振舞い兼精進落とし代わりの食事ぐらいはするつもりでいる。

家族と親族だけでの「葬儀社の霊安室前集合!火葬場解散!」
直葬では味気ないと言う人もいるかもしれないが、
障害者や高齢者、また社会的弱者の為の社会保障費が削られ続けている昨今、
資産家でもない限りは、残された夫、もしくは妻の最晩年の暮らしの安心の為には
葬儀費用をも削るしかないのが倹しい年金生活者の現実である。




誰しもに訪れる「もしも・・のとき」がいつなのかは誰にも判らないのが
人生ではあるが、終活が進むにつれて、残り少ない私の生の時間において、
不思議と余裕を持って残生を愉しむことができるようになってきたような
気がすることも終活のひとつの成果なのかもしれない。


その日は100%の確率で必ず訪れる。
夫の希望による直葬というささやかな見送り方ではあるが、
そのときには、共白髪になるまで寄り添った夫が人生を卒業して死者となった....
という状況に、敬意と畏怖の念、そして故人となった夫の人間としての尊厳とともに
個人の尊厳をも守りながら、静かに厳粛に、また真摯な気持ちで見送りたいと考えている。


などと・・考えてはいても、私の「もしも・・のとき」
のときのほうが夫よりも早く訪れるかもしれない。
それもまた、今ここに在る人間として受け容れざるを得ない。
130519r
喪って初めて気付く愛さえもレテの川面は吸い取ってしまふ
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tag : 直葬 家族葬 レテの川

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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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