団塊男性、半数が「介護は妻に」内閣府調査、女性と意識差
2013-06-01(Sat)
団塊世代の男性の半数以上が、妻に介護を頼みたいと考えていることが30日、
内閣府の調査で分かった。
夫による介護を希望する女性は4人に1人にとどまっており、
男女の意識には大きな隔たりがある。
調査結果は6月に閣議決定する2013年版「高齢社会白書」に盛り込まれる。
調査は1947~49年生まれを対象に実施し、
男女ほぼ半々の計約3500人から回答を得た。
団塊世代は昨年から65歳を迎え始め、高齢者の仲間入りをしつつある。
自分が要介護状態になった場合、誰に介護を頼みたいかを尋ねると
「配偶者」と答えた男性は54・7%に達したが、女性は約半分の26・6%だった。
我が夫も団塊世代・・
ラジオでこのニュースを聴いた直後に
「介護が必要な体にったら私に介護して欲しいと思ってる?」
と訊いたら、ニヤッとしただけで明確な答えはなかったが、
40数年も夫婦でいれば、きっとそのつもりでいるだろうことは容易に推測できる。
注:平均寿命は厚生労働省「平成22年完全生命表」
あくまでも統計上の話であり、個体差もあるが、
上の図によると、男性は9.13年間、
女性は12.68年間をNNK(ネンネンコロリ)で生かされるしかないようだ。
心疾患や脳卒中でPPK(ピンピンコロリ)で逝きたい・・と思っていても、
独り暮らしで尚且つ家にいた場合ならば可能かもしれないが、
倒れたときにたまたま家族がいた場合などは、すぐに救急車を呼ばれたりして、
なかなかそう簡単にPPKで死なせてはもらえない。
会社での仕事中に何の前触れもなしに突然に意識を失い、
気が付いたら病院のICUにいて、「あなたは3日前に脳梗塞で倒れたのです。」
と言われてびっくりした!
と話をしてくれた知人(50代後半女性)がいる。
彼女は軽い左片マヒという後遺症が残ったが、
「倒れたのが会社だったから今こうして生きていられるけど、
家で独りのときに倒れていたら、
今頃ここにこうしていられなかったかもしれないわね。」
と苦笑いしていた。
今日は当たり前にできていることが、
明日はできなくなっている確率が高くなるのが老化ということだ。
ある本によるとPPKの確率は或る意味奇跡に近い数字だとか・・。
この際PPK願望は考えずに、老いの事実のみを見つめることにすると
大多数の高齢者は交通事故等の不慮の死に遭遇しない限りは、
他者の手で介護されて生かされるしかないのが現実だ。
統計上の数値に私も入っていると仮定して、
私の健康寿命は後10数年、夫は団塊世代なので約5年・・
私は夫に介護してもらうつもりは一切ないが、
もし、私自身が介護が必要な体になったら、夫の性格から見て、
初めだけは張り切るだろうが、いつ終わるともしれない妻への介護が
長続きしないことがありありと予測できる。
逆に夫に介護が必要になったら・・と考えると、
口煩く亭主関白、おまけに体が大きい。
そんな夫への老々介護は腰痛と肩関節周囲炎、
その他諸々の持病を合わせ持つ私には絶対無理・・。
そのときになったら、介護は介護のプロに任せるとして、
傾聴等の精神面での介護は喜んで?するつもりでいるが、
今から、お互いが悩まないように事前に考え、
また配慮をしておく必要性を痛切に感じた、
『団塊男性、半数が介護は妻に 内閣府調査、女性と意識差』のニュースでありました。
その体何年使って来ましたか 老化ですねと医師は言い切る
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