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実在した昭和の呪術治療師の思い出
一週間前、ベーグルを食べようとしたら、
ベーグルの固さに私の歯茎が負けたらしく、
突然奥歯が一本抜け落ちた。
奥歯なので放っておいたが、そろそろ歯医者に行かなくては・・
と考えていたら、半世紀以上も前の呪術による歯痛治療を思いだした。


私が幼稚園児の頃の話だが、
夜の8時頃に歯が痛み始めたことがあった。
富山の薬売りが置いていった置き薬の痛み止めは全然効かないし、
歯科医院はすでに閉まってる。
そこで母が近所の「呪(まじない)爺さま」
と呼ばれている人のところへ連れて行ってくれた。

その人は、年中道ですれ違っている
近所のヨボヨボ爺さまだと思っていたものだから、
そんなにスゴイ人とは思っていなかっただけに
そりゃたまげたものだった。

彼の真の正体は真夜中でも早朝でも
誰にでも無償で体の痛みの応急手当をしてくれる
地域の呪術治療師(今でいう霊能者?)だったらしい。

今考えると、よほど呪術に自信があったのだろう。
今どきのインチキ新興宗教の自称教祖とか、
自称霊能者みたいに祭壇やら、衣装やら、雰囲気やらの演出はいっさいなく、
薄暗い囲炉裏の傍での呪いに因る治療だけだった・・。

今でも顔と名前をはっきり覚えているが、
普段は誰にでも優しい小柄なニコニコお爺さんで、
いざ治療となると、人が変わったように眼光が鋭くなる御老人だった。

歯痛止めの方法は至って簡単である。
何やら呪文のようなものを唱えながら、
木の皿状のものの中に消し炭とご飯粒を入れて、
小さなすりこぎみたいなもので練り合わせ、
その練り合わせたものを痛む虫歯に詰めて、さらに別な呪文を唱える。
(抑揚の違いで別な呪文と感じた・・)
すると、あら!不思議!! 虫歯の痛みがピタリと治まったものだった。


消し炭とご飯粒に麻酔作用や鎮痛作用があるとも思えないし、
鎮痛効果のある薬草でも入れたのか・・・?
まんまとプラシーボ効果ホーソン効果に引っかかったのか?
民間療法催眠療法の一種だったのか?
それとも、本物の呪術だったのか?

今となっては確かめる術も検証する術もないが、
「呪(まじない)爺さま」は日本人なので陰陽道関連の
呪文だったのかもしれない。

昭和の時代に呪術で人助けをするシャーマンが身近にが実在し、
呪術で歯痛が治ったという事実は、今まで私の人生の中で、
ギザの大ピラミッドを筆頭にする世界の七不思議に匹敵するほどの
最大の謎のひとつなのである・・・・・・。(?_?)


数年前に隣町に引っ越して行ったが、
私の隣組にも大きなお屋敷に住む自称霊能者(高齢女性)がいた。
歯痛で来る人はいなかっただろうけど、
大病を患った芸能人や、政財界のオエライさんが来ていて、
予約のみの治療で一回5万円もふんだくっていたらしい。

本当にそんな特別な力があるのなら、無償で地域の人々に奉仕するのが
真の霊能者の姿だと思う。
前述の昭和の「呪い爺様」みたいに・・・。

昼の星見えないけれど宙(そら)にあり木々がざわめく音がして初夏
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テーマ : 今日のつぶやき。 ジャンル : 日記

tag : プラシーボ効果 ホーソン効果 民間療法 催眠療法 シャーマン

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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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