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戦争体験者の証言記録「強盗、殺人…軍命でも私は実行犯、罪語り誓う不戦 兵の体験、次代に」.....敗戦記念日と靖国参拝に思う。
 
戦争体験者の証言記録強盗、殺人…軍命でも私は実行犯」 罪語り、誓う不戦 兵の体験、次代に


 広い庭にやせこけた兵士が片ひざをついている。
台座に「不戦」の2文字。
この像を建てた主、矢野正美(まさみ)さん(愛媛県西条市)は
昨年2月、92歳で亡くなった。
戦場で犯した罪を語り、何度も「8月15日まで生きたい」と言い残した。
矢野さんが伝えたかったものとは何なのか。


 首都圏を中心に戦争体験者の証言記録に
取り組んできた神(じん)直子さん(35)に、
矢野さんから突然連絡が来たのは、
7年前の夏。その朝、テレビで神さんの活動が紹介された。

 「ぜひ、愛媛に来てください」。
3カ月後、神さんの前で矢野さんは2日間、
従軍したフィリピンであったことを語り続けた。

 ルソン島のある村で、ゲリラ潜伏を調べていた時。
教会から出て来た老女が怪しいと、
上官が銃剣で突くよう命じた。

 「しょうがない。グスッと胸を突いたら血がばーっと出てね。
空(くう)をつかんで、その人は倒れました」。
別の村では、残っていた子連れの女性を襲った。

 「強盗、強姦(ごうかん)、殺人、放火。軍命であっても、私は実行犯。
罪の意識はある。かといって(戦友の)慰霊には何回も行ったが、
謝罪のすべを知りません」

 こんな恐ろしい告白もあった。

 敗走を続け、飢えに苦しんだ山中で、
日本人の逃亡兵を仲間の兵が殺した。
その晩、仲間の飯ごうから、久しぶりに肉の臭いがした。
「奪い合うように食べました」。
次の日には自ら死体の所へ行き、足の肉をはぎ取った。

 1941年に陸軍に入隊した矢野さんは、44年夏、
旧満州からフィリピンに転じた。
米軍との激戦で日本軍約60万人中50万人が死に
、矢野さんの部隊の生き残りはわずか1割。
フィリピン人は100万人以上が犠牲になった。

 45年12月、25歳で復員。家庭をもうけ、
砂利運搬船を持ち、懸命に働いた。会社を興し、財をなした。


 ■狂気・むごさ、碑に

 戦後40年がたったころ、
同郷の陶芸家・安倍安人(あんじん)さん(74)が、
矢野さんの戦中の日記を偶然読んだ。
収容所でトイレ紙にメモしたものを引き揚げ後、
大学ノート6冊に清書していた。
「きれいごとじゃない、人間と人間のつぶし合いを
、矢野さんは克明に書いていた。驚きました」

 日記は安倍さんらの手で出版社に持ち込まれ、
「ルソン島敗残実記。」と題されて86年、世に出た。
矢野さんは何も言わず、子や孫に一冊ずつ渡した。

 長女のみゆきさん(66)にはショックだった。
目を背けたくなる父親の行為が描かれていた。
幼いころ聞かされたのは、
フィリピン人や戦友とののどかな交情の話ばかりだった。

 妻の清美さん(86)は驚かなかった。
夫の腰には、敵に撃たれた銃弾のかけらが残っていた。
「いくつも傷を抱えているのは、わかっていました」

 本が出て数年後、
矢野さんは近くに住む彫刻家の近藤哲夫さん(71)に、
兵士の銅像を依頼した。
「ただの慰霊碑じゃない。人間を異常にしてしまうほど、
戦争はむごいもんだと伝えたい」と口説いた。91年3月、像は完成した。

 矢野さんは、神さんに語った。
「僕ができんかったことをあなたがやろうとしている。
自分ももう一度、話さなくちゃいかんと」



 戦場で起きたことを語れる人は、年々去ってゆく。
神さんは、他の元兵士の証言とともに矢野さんの映像を編集し、
若者むけの平和教育に使っている。
フィリピンの戦争被害者の前でも紹介された。

 矢野さんは最後の数年、たびたび人前で体験を語った。
戦争のことを考える若い人や団体に出会うと10万円、
100万円といった金額を寄付して応援をした。

 体調を崩して入院したのは去年1月。最期の日、
「8月15日まで生きたい」と繰り返した。
極限状態のなかで死んでいった戦友を、毎年思う大切な日だった。

 残された庭の像は、「不戦之碑」と名付けられた。
兵士の肩に、蝉(せみ)しぐれがふりそそいでいる。(石橋英昭)

朝日新聞 朝刊 2013年8月15日から引用



世間様では終戦記念日と言うらしいが、私は敗戦記念日だと思っている。
その敗戦記念日から68年。
戦中の話は祖父母や母や伯父からよく聴かされた。
母との結婚前、赤紙一枚で徴兵された父は、
57歳で亡くなるまで、戦地での話を一切しなかった。

「飢えに苦しんだ山中で、日本人の逃亡兵を仲間の兵が殺した。
その晩、仲間の飯ごうから、久しぶりに肉の臭いがした。
「奪い合うように食べました」。
次の日には自ら死体の所へ行き、足の肉をはぎ取った。


これって、同じ日本人の人肉を食べたということよね・・・。

私は、亡き父もきっと上記の新聞記事のような、
他人様にも家族にも語れない様な地獄絵図を体験したがゆえに
戦地での話は黙して語らずを貫いたのだろうと思っている。





年を経るごとに、今の日本で戦争の悲惨さや
実際の戦地での事実を語れる人は少なくなっている。
戦地体験者は恥とか、自責の念をかなぐり捨てて
赤裸々な戦争の真実を次世代に残して欲しいと願う。
また、80歳代~100歳代の親を持つ人なら、
訊き出して記録することはまだまだ可能だ。

戦後生まれの私たちの世代では
戦争の真実は語ることはできないのだから・・。



また、今日は超党派の国会議員らで作る 
「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」

(↑クリックすると名前等の詳細がでます)
のおよそ90人の議員が、靖国神社に参拝したそうな。
参拝した高市氏は記者団に対し、
「国家、国民を守って、公務で死亡した方々を悼みながら、
国民として感謝の気持ちをささげた。
世界中どこの国でも、国家のために命をささげた方を悼み、
尊崇の念をささげる行為は行われていると承知している」

と述べたらしいが、本当に悼む気持ちがあるのならば、
私人として、8月15日を除く他の日に毎日でも行けばいいのだ。
それに「自らの意思で国家のために命を捧げた」のではなく、
むりやりに戦地に連れて行かれ、むりやりに命を捧げさせられたのである。

日本の下々の民は、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のような
国粋主義者の集団をいつまでのさばらせておく気なのだろうか?
多くの日本人は「戦争も靖国問題も自分には関係のない世界のこと。」
と思っているのだろうか・・。

米議会調査局でさえも、日本政府の閣僚の靖国参拝は、
「周辺地域の緊張を再び高める可能性がある」と懸念を表明している。

その周辺地域である中国、韓国が閣僚の靖国参拝を
外交カードとして、また、やいのやいのと言ってくるだろう。
それらの事後の対処法を考えられない政治屋が余計なことばかりするこの国に
未来はない。

いくら安部首相が日米同盟を強調しても、もう無理だと思う。
米国にとって日本は、形式上は同盟国であるが、
一度も敗戦国としての経験のない米国にとっては、
ただの従属国である日本の現実は、本国に迷惑ばかりかける、
「こまったちゃん」でしかないのだ。
今、米国の視点は世界第二の経済大国中国なのだ。
米国にとっての日本は対中国戦に備えての、
米軍基地さえあればそれでいいのだ。
いつのまにか、バカボンのパパみたいな口調になってしまったのだ。(笑)
でも、これが事実なのだ。
ついでに、バカボンのパパもバカボンの婆(ババ)も
濁点が違うだけで大して変わらないからこれでいいのだ。(笑)



私自身は差別的な意味では決してなく、
生活様式と文化の違いからだと思うが、
中国人の性格も中華料理も、
韓国人の性格も韓国料理もあまり好きではない。
もちろん韓流ドラマは観たことがない。
一度だけ、興味本位で「冬のソナタ」の
最終回だけを観ようと思ったことがあるが、
全然面白くないので途中で視聴を止めたことがある。

好き嫌いに関わらず、
現在の日本には食品を含むあらゆる品物に
安価な中国産や韓国産が溢れかえっていて、
国産を探すのに一苦労することが多々ある。
やっと国産を探し当てても高価で買えないことが多い。
しかたがないので、貧乏な私は中国産や韓国産を買わざるを得ないのだ。

そんな状況の中、今、中国と韓国を怒らすとどんなことになるか?
を知ってて靖国参拝をしているのだから、
「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は
私にとっては遺族会の票目当ての政治屋であって、侮蔑の対象でしかない。

近未来、日本は少子高齢化とアベノミクスの大失敗で経済も成長せず、
米軍基地だけは残り、大地震が多発して、
再び想定外の第2のフクシマのような原発事故が起きれば、
(もちろん!起きないことを切に願っておりますわよ!)
国際社会では見向きもされない小国になり、
自滅への道を歩むしかない。

今すべきことは、靖国参拝ではなく、
中韓の首脳と会談すべく日本政府が進んで働きかけて、
歴史の真実と向き合いながら、これ以上の負の連鎖を止め、
隣国と仲良く付き合う最大限の外交努力をするしか方法はないように思う。
昔から「遠くの親戚より近くの他人」って言うじゃない?

御霊からあふれ零れた悔涙か敗戦記念日の蝉しぐれ止まず 
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tag : 赤紙 戦争の真実 靖国神社 米議会調査局 日米同盟 遺族会 国粋主義者

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気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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