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NHKスペシャル “認知症800万人”時代『母と息子 3000日の介護記録』を観て・・
先だっての朝日新聞の「ひと」欄を読んで、
これは我が夫婦の行く末のためにも必ず見なきゃ!
と録画しておいた、昨夜のNHKスペシャル、
『"認知症800万人"時代 母と息子 3000日の介護記録』
を先程観た。なお、介護記録としてカメラを回し続けた息子さんとは、
元NHKディレクターの相田洋さん(77)である。

以下「ひと」欄から引用
 認知症の母をみとるまでの8年間、家で介護しながら撮影し続けた。
「怒り半分。うっぷんばらしだよ」。自ら編集したその記録が23日夜、
NHKで放送される。

 廊下に落ちている大便。
今まで考えもしなかった日常を「考える間もなく撮った」。
発症後、母の家へ妻と移った。トイレや風呂場など、
他人ならためらう場所にカメラを取り付け、介護の様子を撮影。
「そろそろお迎え来るよ。ばんざい!」と陽気に、
だが、本気で話す自分のいら立ちも写した。
「これが長寿国日本で起きている今なんだと思いながらね」

 NHK時代を含めて50年以上、ドキュメンタリーを撮り続けてきた。
現場一筋。管理職を断り、ディレクターにこだわった。
1991年の半導体産業を追った番組では足かけ3年、
日米100人の専門家に取材。
落語家のような語り口で自ら番組を案内したことでも評判になり、
数々の賞に輝いた。

 「知られたくない部分に真実がある」が信念だ。
だが、今回は悩んだ。「母を好奇の目にさらすのではないか」。
放送は想定しなかった。地元の病院から頼まれ、
高齢者相手に小さな上映会を開いて終わるはずだった。

 NHKの依頼に2年間反対し続けたある日、思った。
「名も知られずに100歳で逝った母が
日本一有名なばあさんになるかもしれない。
それもテレビ屋としての親孝行かな」

引用ここまで。



我が家では義父母ともに長寿であったため、
加齢が原因の認知症が出ていた。
幸いにも、無自覚でウ○チをこねくり回したり、
廊下に落として歩くほどの進行度ではなかったが、
90代の義母はトイレが間に合わなくて、
ウ○チのおもらしはよく有り、
自分の意思で紙おむつを当てていたという。
また80代で老衰で亡くなった義父には盗られ妄想
義母にはまだらボケが顕著に出ていた。

そこで、私が心配なのは、長寿のDNAを持つ我が夫の行く末である。
夫は団塊世代。多分人数が多すぎて施設にも入れない。
そのときに夫が認知症になった場合の参考にしようと思ったのだが、
3年来の腰痛持ちで、か弱い私の細腕?では、
夫をおんぶも抱っこもできず、
またそのときに夫の足腰が丈夫であったなら、
彼の徘徊にも着いて回れない。
今の計画では、介護保険をフルに活用してのデイサービス等の
利用ぐらいしか思いつかない・・。


元NHKディレクターの相田洋さんのご母堂様は、
在宅看取りではなく99歳で病院でお亡くなりになったのだが、
先ずは食事が出来なくなり、表情も消え、言葉を発する力も無くなり、
徐々に体が萎んで枯れたようにお亡くなりになるという、
最も自然の摂理に即した形でのお亡くなり方であったことに感銘を受けた。

もちろん、認知症にも成らず、無痛性の急性心不全のような病気で
ピンピンコロリで逝きたいものだが、
人間、誰しも思い通りに死ねるとは限らない。
孤独死や自死以外では、
老いては人は独りではなにもできない日が必ず訪れ、
死ぬときも誰かのお世話にならなければ、
あの世へもゆけないものなのだと痛感させられた。



また老々介護と聴くと、
介護者と被介護者の双方が疲れ果てた末の介護疲れ殺人や
介護疲れ無理心中しか思い付かなかったが、肉体的にはキツくても、
あんなにも明るく愉しく笑える老々在宅介護もあるのだ・・。
と、深刻さの中にも笑いの絶えない番組ではあったが、
一部の映像の裏に隠された膨大な3000日の介護記録の内実は
とても笑えるものではなかっただろう。
被介護者の認知症の症状の様々さに対応するのは大変なことであり、
親であっても、パートナーであっても、介護者にある程度の体力があり、
それに加えて、相当な覚悟を持っていないと、
認知症を患っている人の在宅介護は無理なのかもしれない・・。



そして今夜は“認知症800万人”時代、第2夜、
『"認知症800万人"時代
"助けて"と言えない孤立する認知症高齢者』の放送予定だそうです。
もちろん、録画予約しました。

腰曲がり腕も上がらず排泄も人の手借りむそれが老いなり
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テーマ : ひとりごとのようなもの ジャンル : 日記

tag : 相田洋 盗られ妄想 まだらボケ 孤独死 老々介護 認知症

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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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