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生前に自分で書き置く死亡通知書






このたび私'06年2月17日クモ膜下出血にて
 
この世におさらばすることになりました。
 
これは生前に書き置くものです。

私の意志で、葬儀・お別れ会は何もいたしません。

この家も当分の間、無人となりますゆえ、弔慰の品は

お花を含め、一切お送り下さいませんように。

返送の無礼を重ねるだけと存じますので。

「あの人も逝ったか」と一瞬、たったの一瞬

思い出して下さればそれで十分でございます。

あなたさまから頂いた長年にわたるあたたかな

おつきあいは、見えざる宝石のように、

私の胸にしまわれ、光芒を放ち、

私の人生をどれほど豊かにして下さいましたことか…。

深い感謝を捧げつつ、お別れの言葉に代えさせて頂きます。

ありがとうございました。

  二〇〇六年三月吉日



詩人の茨城のり子さんが、生前に書き置いた死亡通知書だそうです。
日付の欄だけは空欄になっていて、
ご遺族の方が日付を記して投函されたようです。



私も、生前に自分で書き置く「死亡通知書」の文面を考えてみましたが、
文才のない哀しさ・・・
思い立っただけでは、
茨城のり子さんのように簡潔で尚且つ潔い「死亡通知書」は書けません。
そこで、私が納得する「死亡通知書」が出来るまでの間、
参考にさせて頂いて作成したのが下記の「生前に書き置く死亡通知書」です。
親友には生前に書き置く個人的な「天国からのラブレター」を書こうとは思いますが、
その他大勢の友人、知人にはこのはがきを出してもらおうと思い、
投函して欲しい人たちの名簿と共にエンディング・ノートに挟んで置きました。






このたび、'○○年○○月○○日、○○○○にて、
 
私は現世での生に決別いたしました。

これは私の生前に書き置くものです。
 
 尚、私の意思で、死亡確認後すぐに

○○○○大学解剖学教室への献体を望んでおりますゆえ、

通夜・葬儀・お別れ会等は何もいたしません。

 まことに勝手ながら、自宅には弔問はもとより、

ご供花・ご供物・お香典・お弔電・お手紙等の儀は

固くご辞退申しあげます。

 献体後、数年を経て戻って参りました遺骨につきましては、

遺族に散骨を依頼しておりますので、

地上には私のお墓も戒名も位牌もございません。

この通知を手にしましたときに、

「そうか、母なる海に還ったのか・・」

「そうか、千の風になったのか・・」

と一瞬思っていただければ、それで十分でございます。

あなた様との現世での温かなお付き合いは、

私の胸に永遠に刻まれております。

今ここに、深い感謝を捧げつつ、

永別の言葉に代えさせて頂きます。

生前はいろいろとありがとうございました。


現世(うつしよ)は夢のまた夢そして夢 

       永久(とわ)にまどろむ胡蝶の夢に・・



二○○○年○月吉日



一応書いてみましたが、
折りを見て推敲するつもりですので、
これが最後ではありません。


と言いたいのですが、
明日のことは誰にも判りません。
もしかしたら、最後になるかもしれません。

って・・・いったいどっちなのよ!?(^_^.)


先日も友人の娘さんであり、私の娘の同級生でもある女性が
交通事故で30代の若さで、3人の幼子を残して突然に此の世から居なくなりました。
悲しいことですが、誰も死の時期をコントロールすることはできません。
生と死は表裏一体。明けない朝もあるという事実を踏まえ、
せめて、死ぬ覚悟と準備だけはしておきたいと思います。
なんて、言いながら、その時にジタバタするのは目に見えてますが・・・。
110120r
モノクロのぼやけた夢を見たごとく泡(あぶく)になりて日々が溶けゆく
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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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