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通所介護施設で雑魚寝宿泊をするしかない老後・・どこにも居場所も死に場所もない老人たち。もしかして私の近未来の姿?
表通りの年越しそばの店に家族連れが並ぶ大みそかの夜、
そこはひっそりとシャッターが閉じられていた。
東京都世田谷区の住宅街。路地の奥の戸建て住宅を改装した施設
この夜も3人が泊まった。

 通称「お泊まりデイ」と言われ
昼に自宅から通うデイサービスの事業所なのに、
泊まり続ける老人がいる。デイサービスの利用は10人ほどだが、
6、7人が宿泊の常連だ。

 ふだんは階段の上り下りができる2人は2階の6畳で、
車椅子が必要な人は1階の8畳ほどの部屋に
ベッドを四つ入れて雑魚寝のように寝る。
ベッドの間には衣類など生活用品を入れた紙袋が積まれ、
ポータブル型のトイレが置いてある。

 夜勤の職員は1人。夜は汚物の処理をしないため、
朝は臭いがむっと鼻をつく。老人たちは狭い部屋に詰め込まれ、
一晩800円の宿泊料を払う。

 シズさん(92)は昨年末に来た。夫が亡くなった後、
アパートで一人暮らしをしていたが、認知症が進み家で転んだ。
病院が経営する老人保健施設に入っていたが、
3カ月しか入れてもらえなかった。

 「特別養護老人ホームは入所待ち。有料老人ホームも見たが、
とても高くて」。親族はため息をつく。

 デイサービスで通っていたキヨコさん(96)はいつしか長期連泊になった。
自らトイレに行けず、食事も職員の介助で食べるが、硬いものは食べられない。
泊まる人では唯一、長男が薬を持って面会に来る。
そのたび「帰りたい」と訴える。

 一番若いフミコさん(65)はここでの生活が2年以上になる。
食事やテレビを見る時以外はほとんど寝ている。
脳梗塞(こうそく)の後遺症もあって物忘れがひどく、
5分に1回は不安そうに聞く。「自分はどうなるの」

 有料老人ホームは介護保険で介護費用の9割が賄われるため、
国が部屋の広さやトイレなどの設備の基準を設けている。だが、
お泊まりデイは保険の枠外のため国の基準もなく、
老人がまともな介護を受けられない「劣悪介護」の温床だ。

 「どこにも受け入れてもらえない老人がいるし、
家族の負担も重い。現実は社会保障制度のはざまにいる人が多数派だ」。
デイサービス大手「茶話本舗(さわほんぽ)」を運営する
日本介護福祉グループ(本社・東京)の藤田英明会長は言い切る。
お泊まりデイを売りに、創業7年ほどで
加盟店を全国745事業所に広げた。世田谷区の事業所もその一つだ。

 「劣悪な環境」との批判には、
宿泊の受け入れ人数や日数を抑える自主ルールを作り、
健全化に取り組んでいるという。それでも1割は未達成だ。

 団塊世代がリタイアし、東京、大阪、福岡など都市部を中心に高齢化が進む。
2025年には65歳以上の人が3割を超える。その老後には大きな不安が待つ。

 (松浦新、松田史朗)

 (施設の利用者は仮名)



引用元
(報われぬ国 負担増の先に)行き場なく、雑魚寝の老後 通所介護施設に宿泊


引用文は今朝の朝日新聞一面の記事である。
私は今この時間は、それなりに自由に体を動かせて、
それなりに元気で、ラジコで好きなラジオ番組などを聴きながら、
のんびりとパソコンに向かうことができる。

記事中の『一番若いフミコさん(65)は
ここでの生活が2年以上になる。』と書いてある。
ということは、63歳かもしくは63歳以前に脳梗塞になった計算になる。
フミコさんは私より数歳だけお姉さんである。
私もフミコさんのように、いつ何時に脳梗塞で倒れるか分からない年齢に
達していることを認めざるを得ない。
倒れたら、そのままピンピンコロリで逝かせてもらえればいいが、
周囲の親切な人(私にとっては迷惑な人)に救急車を呼ばれて、
命だけは助かり、重い後遺症を残したまま生かされるかもしれない。

そして・・記事中の方々のように糞尿臭の漂う劣悪な環境で、
長期連泊を余儀なくされ、生かさず殺さず銭儲け
の対象物にされる可能性が無いとは言えない。




わざと難解でややこしく、素人には分り難く書いてある、
↓「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案」
http://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia251016/3.pdf
(平成25年10月15日国会提出、12月5日成立、平成26年1月12日から施行)
という法律がある。

「持続可能な・・・」の意味を、自らの身に照らし合わせると、
在宅介護に舵を切った国の姿勢は、
「高齢者にも応分の負担増を求める」ということになり、
自分の介護費用の負担ができない人、もしくは、
在宅での介護が不可能な人は、自己責任として、野垂れ死ぬか、
糞尿臭の漂う劣悪な環境で生かされろ!ということになる。

日本女性は世界一の平均寿命だというが、
実際の平均寿命は上記の記事中の方々や
自宅や介護施設等での寝たきりの数多の方々によって押し上げられ、
また維持されているだけであって、
私はそのような状況下での世界一の平均寿命などは嬉しいどころか
切なくて、なんともやりきれない気持しか湧いてこない。

人間、どうなるか分からない明日のことを考えるよりも、
今日はこんなに愉しいことがあったとか、
今日はこんなに美味しいランチを食べたとか、
そういうことばかり考えているほうが愉しいに決まっている。
それでも私は、一度しか経験できない人生に於いて、
多少なりとも悔いを少なくするために、「知ること」を選んだ。
ゆえに「好奇心のアンテナ」を疲れない程度に
張り巡らせておき、敢えて、見たくもなく、
また、考えたくもない老いと死の現実問題と闇の部分を
これからも見て聞いて、考え続けたい。

改めて思うに・・
後数年で前期高齢者の仲間入りをする私としては、
2025年問題は、今からでもなんとかしようと努力するどころか、
逆走に傾く為政者のいるこの国に於いては、
死ぬことよりも恐怖の度合いが大きいような気がしてならない・・。
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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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