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「死をも肯定した教育恐ろしい」と真摯に命を見つめて新聞に投稿する15歳と、日本が69年前に侵略戦争をしたことすら知らないアホ男子高校生と・・この認識と落差の違いは誰のせい?
百田尚樹氏のベストセラー作を映画化した「永遠の0」を見た。
物語のカギとなる特攻隊は、戦争当時の
「国のために命を犠牲にするのは当然」
という考え方を象徴するものといえるだろう。
私が一番驚いたのは、皆が戦死を名誉と考えていただけでなく、
死を恐れない者が多くいたということだった。

 本来、命ある私たちが恐れ避けたいのは死であるはずだ。
それは、生きていく中で学ぶだけでなく、本能的なものではなかろうか。
その本能すら抑制する時代は本当に怖いと思った。
教育によって培われた「共通認識」は本能までも変えてしまうのか。

 それは、教育という名の洗脳だったのかもしれない。
教育で皆に強要することで、非常識が常識になってしまう。
その結果、戦争で人命を軽んじた日本では、
多くの命や未来への希望が失われた。
過去を忘れてはいけない。今の平和が、
戦争を生きた人々の苦労の上にあることを胸にとどめ、
同じ過ちを決して繰り返してはならないと感じた。 


上は12日の新聞の読者投稿欄に載っていた記事です。



そして下記は昨日、所用で出かけたバスの中で聴いた、
男子高校生の会話です。

この同世代の子どもたちの知識と感性の違いに、
やはり同世代の孫のいる私は唖然としたのであります。


私の後ろの席に座った男子高校生2人が、
スマホのゲームに飽きたらしく、
今日の授業?で習ったばかりなのか?大東亜戦争の話を始めた。

A「ところでさ、日本ってさ、本当に戦争したんだ。
 オレさぁ、マジ、驚いたぜ」

B「ふーん・・・。で、どこの国と戦争したんだって?」

A「確かセンセイがアメリカとか言ってたような・・
 オレにはそう聞こえたけどさ~」

B「マジで~!ところで戦争で勝ったのは、マジで日本だろ。」

A「確か勝ったのは連合国軍のアメリカだと
 言ってたような気がしたけどなー。」
  

B「えっ、日本が負けた?マジでー!
 それってチョーヤバくね。
 それでさ、そのとき自衛隊はマジで何してたんだよ?

A「一応は戦ったんじゃね。
 でもさ、多分、体格の差で負けたんじゃね。
 自衛隊といえども、アメ公のカラダはみんなハンパなくデカイジャン?
 オレ、マジで自衛隊に入って、体を鍛えてアメ公をいたぶってやろうかな
 お前も一緒に入らね?

だそうでございます。

「マジでヤバイのはキミたちの頭の中じゃね?」
と、わたくし、思ったのですが、行きずりの男子高校生に
そんなことを口にするわけにはいきませんので、
知らんぷりをしていましたが、
先の戦争に勝ったのは日本であり、
それに、その頃に自衛隊が存在していたと
本気で思っている今の子どもたちが存在することに
驚愕してしまいました。

それでも彼らは生きていくことができるのです。
まもなく亡国と為りうるかも知れないのこの日本という国の中で・・。

私はこのアホ高校生たちの会話に声を出して笑いたいのを必死で堪え、
お腹を捩って、お腹だけで笑っておりましたが、今日は腹筋が筋肉痛です。
今思い出しても笑いがこみ上げてきますが、
今時の子は学校や家庭でどういう教育を受けているのかは、
孫たちが我が家に来た時にその片鱗だけは覗けますが、
私には全体像は分かりません。

それから、私自身は個人的には百田尚樹氏という作家は感性に合わないので、
「永遠の0」も本を買ってまで読む気は一切ありません。
それに最近はフィクションよりも、
ノンフィクションとドキュメンタリーを読むのに忙しく、
美談や感動に結びつけた娯楽作品としての
戦争映画や戦争小説には興味はなく、
朝日新聞の声欄で掲載が続く、
超高齢者が主な投稿者である「語りつぐ戦争」だけは、
時間をかけて、目を凝らして読んでいます。

「永遠の0」の映画は、
そのうち、地上波初放送で放映したら観てもいいかな・・
程度の気持ちしかありません。
それでも、映画「永遠の0」を観て、
新聞に投稿した15歳の想いには、
「まだこんなにも健全な精神を持った子がいるのだ!」
と真摯で尚且つ鋭い視点に痛く心を揺さぶられ、
少しは安心したのですが、
実際には、私がバスの車内で偶然巡りあった男子高校生のような子のほうが
多数派を占めているような気がしてなりません・・。

これでは、日本は100%の確率で亡国への道をまっしぐら!だと思うのですが、
バスで出会ったアホ男子高校生のように、
何も知らない、何も考えないほうが、
幸せへの近道かもしれませんわね・・・。

自衛隊入隊を希望していたアホ男子高校生2人は
知らないうちに皇国の民にさせられ、
「靖国で会おうぜ!」を合言葉に靖国の英霊
じゃなくて、靖国の彷徨える幽霊にさせられるかもしれません。
老婆心ながら・・人生はこれからなのに!なんとまぁ可哀想に!
と思った次第です。
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tag : 連合国軍 亡国 皇国の民 靖国の英霊 靖国の彷徨える幽霊

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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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