*All archives* |  *Admin*

昨今、自分自身、または家族が入院して手術をする際に担当医兼執刀医や麻酔医やナースに袖の下(謝礼金)を渡す?渡さない?渡さなかった私は非常識?
夏休みも終わりに近づき、子どもたちの姿が消えたプールは閑散とし、
いつもの顔見知りの爺婆だけになった。

そんな空いているプールで、
仲のいい三婆(私を含む)で、とりとめのない話をしながらの水中歩行中、
三婆の一人のA子(65歳)のご主人様(70歳)が来月、
某総合病院で全身麻酔での手術(整形外科系)をすることになったそうな。
「そのときに執刀医に事前に袖の下(謝礼金)を如何程渡したらいいの?」
と、入院手術の経験のある二婆(私とB子)に訊いてきた。

B子は3年前に全身麻酔で人工膝関節置換手術をしたのですが、
そのときは同室の人に言われて「○○先生への謝礼相場は3万円よ。」
と言われて、初めての入院経験であり、手術も初めてなので、
言われるがままに素直に執刀医に3万円を包んで渡したのだそうです。
執刀医は「あ・・どうも。」とだけ言って、そのまま受け取ったという。

するとA子は、「3年前で3万円だったら、消費税も上がったことだし、
今は4万円も包めばいいかしらね?
あ....でも、病院で4万円じゃ死を連想するから奮発して5万円にしたほうがいいかしら?」
と考えあぐねている様子。  
「えっ???袖の下に消費増税が関係あるん?」と思いつつも、
黙って聴いていたら、B子は「そのぐらい包めば十分じゃな~い」と答えていた。

私たちの話を聞きつけてか、あそこが痛い、ここが痛いが口癖になっている
入院手術予備軍の他の顔見知りの爺様婆様たちもその話に加担してきて、
喧々諤々の議論になった。

以下、50代~80代までのシニア世代とシルバー世代の代表的なご意見。

① 80代の母親が転倒して大腿骨骨折で手術をしたが、
  医者に袖の下など渡さなかった。その必要はないと思う。
  自分が手術をすることがあっても袖の下なんて渡さない。(50代女性)

② 医者だって人間だもの袖の下を渡されれば
  手術やその後のケアに手心を加えるはずだ。(80代男性)

③ 悪しき風習だとは思うが、
  慣例として数万円包むことは世間の常識だ。(70代女性)

④ 袖の下で医療行為に差を付けるなら、そんな医師に手術をして欲しくない。
  2年前に大腸がんの手術をしたが、袖の下など包まなかった。(60代男性)

⑤ 術後に無事に生きていて、感謝の気持ちがあれば、
  執刀医とナースステーションに菓子折りの一箱でも持っていけば
  それで良いのでは。(60代女性)



ちなみに私は50代のときに民間の総合病院で、部分麻酔に因る手術1回、
全身麻酔に因る手術2回(すべて長期入院)を経験したが、
担当医兼執刀医には袖の下(現金)は一切渡さなかった。
また、全身麻酔での手術前に同室(6人部屋)の2人から、
「ねぇ、あなたは先生に幾ら包むつもりなの?」
と訊かれたが、「私はその必要性は感じません!」
と答えたら、ものすごく驚かれたことがあった。
当たり前ですが、袖の下を渡さなかったからといって、
手術やその後のケアに手心を削られた形跡は見当たりません。(笑)

それでも夫が、何度かナースステーションに
菓子折りを持って行ってくれたようですが
「○○さんから菓子折りを頂きました。」などということは、
ナースから担当医兼執刀医に知らせるようなことは皆無で、
その時間帯勤務の看護師たちで山分けするのだと、
元看護師の友人が言っていた。


私が入院中、同病室のご年配の方(80代)は、
ご家族に「先生と師長さんに必ずお金を渡しといて頂戴ね。」
と手術前に何度も念を押していたっけ・・

齢を重ねると否が応でも、入院手術の確率は高くなります。

さてシニア、シルバー世代の皆様方で、
入院手術の経験のある方は医師に袖の下(現金)をお渡しされましたでしょうか?
また、まだ入院も手術も経験されていらっしゃらない方で、
今後そのときが来たら袖の下をお渡しますでしょうか?

私としては、今後、病気やケガで入院手術をすることがあっても、
医師に袖の下(現金)を渡す気はありません。

でも、私が認知症にでもなって、家族が勝手に渡すのは構いません。
後はヨロシク・・ですから。

前述の元看護師の友人(離婚のときは弁護士に頼み、3人の子どもを育て上げ、
病棟で某有名政治家の看護を担当した経験あり)が言っていたのですよ。
先生と呼ばれる人間(政治家、医師、弁護士、教師等々...)ほど、
「名も無き庶民よりも、名誉欲と金欲が強い人種はいない!」と・・。
更には、テレビドラマに出てくるような、自分のことより
患者を第一に考えるヒーロードクターなどは、
看護師歴40年で一度も巡りあったことなどないとも言ってました。
まぁ、高度な専門職である医師も先生と呼ばれこそすれ、
我欲に於いては名も無き庶民と同じ、「にんげんだもの」なのでしょう。
img100
※昭和57年出版 「ガン病棟のカルテ」

先日、持病の薬(コレステロールを下げる処方薬)
を処方して頂いている近所の診療所の医師に
一ヶ月分の処方箋を2ヶ月分の処方箋にしていただけませんか?
と頼んだら、イヤーな顔をされました。
今の診療所に変えるまでの他の総合病院の医師は
お金もかかるし通院も大変でしょうからと、
総合病院を辞めて遠くの町に開業するまでは同じ薬を半年分も処方してくれたのに、
どうしてこんなに差があるんでしょ?
私は窓口では3割負担ですが、塵も積もればなんとやらなのでしょうか。
再診料の診療報酬点数で稼ぎたいのかしら?

にほんブログ村ブログランキング
関連記事

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ



テーマ : シニア・エッセイ ジャンル : 日記

tag : ヒーロードクター にんげんだもの 認知症 診療報酬点数

Secret
(非公開コメント受付不可)

Re: タイトルなし
たかの様。こんにちは。

> 死を思うことは生を考えること、それがいかに生きるかを思い、考え、行動するかにつながっていくことになるか、、、いつの頃からか日常になりました。

まさしく、たかの様のお考えになっていることが、「メメント・モリ」の最たることなのだと、
私も思っています。
世界的に高名な文学者と言われる方々は、常に死を意識しながら、
何世代にも読み継がれる名作を生み出しました。
死を見つめることは豊かな生を見つめることにも繋がるのです。

私が交通事故や自然災害等で不条理な死を迎えないで、
今まで生きてこられたということは、
或る意味、現世では幸運だと思うようにしていますが、
本番(生と死の境界でもがき苦しむ)はこれからです。
凡人なので不安もありますが、未知の領域ゆえに、
すべてが初体験ということで、言葉に例えられない
愉しみに変えられる心の余裕も出てきました。


そして、「人間は年齢に関係なく100%の確率で死ぬ・・」
この消せない事実を受容することが、
私の残り少ない生の時間を豊かにしてくれるのだ・・
と、今は考えられるようになりました。

いつも真摯なコメントをありがとうございます。(^-^)


(つづきです)

土地柄やその病院の悪しき風習・習慣のようなものもあるかもしれません。
相手(医師等)も人間です。相手(こちら)の出方で変化や変身してしまうこともあるのかもしれません。
私も自分では決められないところでお世話になるような時も訪れないとも限りません。
でも、その時に自分がどう在るか、どうしたいかを決めることはしていきたいです。
誰かが何かを言ったところで、その人が代われることはありません。
自分を生きられるのは自分しかいないのです。
`どうあっても自分´。


nasuyoさんの記事は、私に振り返りの時間をくださいます。
自分を考える時をいただいているような気がしています。
長くなってすみませんm(_ _)m
いつもありがとうございます。

『にんげんだもの』を書かれた相田みつをさんの、「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」がありますが、こちらを読ませていただきながら浮かびました。
「袖の下、渡すも渡さぬも自分(家族等も含まれる)の心が決める」。

20代(外科)30代(耳鼻咽喉科)40代(産婦人科)で手術を受けましたが、そうしたことは浮かぶことさえありませんでした。
急な場合を除いては、手術などそこへ至るまでに出逢いの連続だと思います。病院、医師、看護師etc.
その時々の中で、心を開いて向かい その人との関係性に信頼を持てた上で...というか、そうなっていかれるようにしながら その日を迎え過ごしていました。信頼できなかったら私はそこでは受けられないと思いますが、幸せなことに いつの時も心から信頼でき、この先生(医師)にやってもらうんだから大丈夫とココロが決めてきました。
そこではお金ではなく、ありがとうの言葉がたくさん出ました。感謝の気持ちがいっぱいでした。その気持ちは先生や看護師のかたたちにも自然と伝わるでしょう。

本来は金銭でなんとか解決できるなら、という場所であってはならないと思います。だって請求された支払いはきちんとしているのでしょうから。
(つづきます)


Re: 医師に謝礼はしません
BB様。こんばんは。
ここは一応は首都圏なのに、手術の際の袖の下という感覚がいまだにあるようです。
私はそのような悪しき風習には乗りませんが、医師側の問題ではなくて患者側の意識の問題だと思うのです。
患者はいったい何を期待しているのでしょうね。
医師に謝礼はしません
こんばんは。 いまだにそんなことがあるのですね。驚きました。
この10年ほどの間に、自分が財布のひもを握る立場として、舅・夫・自分の手術を10回あまり経験しましたが、一度も医師に謝礼をしていません。そんなことをまるで気にもしていません。同室の方がそう言うから、という場合もあるとのことですが、袖の下に何万も払うくらいなら、そのお金で個室にお入りなさいと言いたいですね。私は、一泊の差額が一万円程度の部屋が空いていれば個室にしてきました。病人自身がひと様に気遣いせずに寛いで寝られるのが一番体に良さそうですもん。
お金を受け取った医師の顔を見たときに、アナタお金を受け取ったでしょ、と内心思うのでしょうかね、イヤらしい気分じゃないでしょうかね。
検索フォーム
人気ブログランキング
にほんブログ村
福島は今...
プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
最新の世迷言
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
お気に入りブログ
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ
読書メモⅠ
商品紹介
Twitter
読書メモⅡ
永遠の世界への旅立ちグッズ