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モルヒネでもコントロールできない激痛に苦しみながら、家族や友人を認識することすらできなくなる。そんな最期の姿に耐えられない・・11月1日、私は安楽死します。と宣言している脳腫瘍の米国人女性(29)の決断に想うこと。
昨日、プール友達のA子さん(59歳)から、「しばらくプールに来れないから・・」
と言われました。彼女は2年前から大腸がんを患い、再発を繰り返しつつ、
今までの3回は一泊入院の内視鏡手術で済んでいたらしいのですが、
今回は腫瘍の出来た場所が内視鏡手術では取れない場所にあるため、
開腹手術になるそうです。

そのときに、彼女が日曜日の夜に観たというTV番組、Mr・サンデー
の「スイスの安楽死ツアー」の話を始めました。

私もたまたま観ていたのですが、今週手術を受ける彼女に、
何も言うことはできません・・。観ていなかったことにして、
A子さんの話に静かに耳を傾けるだけにしました。

「私は再発を繰り返してやがては死ぬのよね・・。
前に入院したときに、最期はモルヒネでも痛みをコントロールできなくて、
激痛でのたうち回りながらそのまま絶命した人もいた、って聞いたことがあるの。
考えただけで怖くて怖くて・・わたしも、スイスでの安楽死も選択肢に入れたいわ。」

と言います。

私には、開腹手術を前にしたA子さんにかける言葉も思い浮かばず、
成す術も無く、ただただ、
「大丈夫よ!また元気になってプールに来れるわよ。
今までだってそうだったじゃない?」
と励ますことしかできませんでした。

ところで、私は今まで、がんの末期でも、緩和ケア治療でのモルヒネ投与で、
肉体の痛みは完全にコントロールできると思っていましたが、
「11月1日、私は安楽死します。」の米国人女性の言うことが
本当のことだとしたら、がん末期ではモルヒネでも
腫瘍の発現した部位に因っては、
コントロールできない激痛があるということですか?
どうせ死ぬなら「がん」がいい」などという本も人気があるようですが、
「がんは手出しをしなければ、痛まず穏やかに死んでいける。」
は本当なのでしょうか。

結婚して約1年が過ぎ、夫と家族を作ることを考えていたとき。
彼女は数カ月間の頭痛による衰弱に苦しんだ後、
今年の元旦に、脳に腫瘍があることを知らされました。
そして、 腫瘍の増殖を抑えるために、
部分的な開頭術による脳の側頭葉の部分切除を行いました。

 ところが4月、脳腫瘍の再発だけでなく、
腫瘍がもっと急速に進行していることを知りました。
そして医師から、もはやその進行は止められない状態であり、
このままだと余命がわずか6カ月以内であるという
残酷な事実を告げられました。
多くの脳腫瘍治療には放射線照射が必要ですが、
医師は、彼女の脳腫瘍が非常に大きいため、
「全脳照射」という治療を推奨しましたが、
彼女は、それによって脱毛、皮膚炎、
さらに通常の日常生活が送れなくなるなどの
深刻な副作用があることを知りました。

 その後彼女はいくつもの病院、医師の診察を受け、
数カ月かけて自らの病状と治療方法について出来うる限りの情報を集めました。
その結果、病気が治癒することはないこと、
医師が推奨した治療は自分に残された時間を破壊することになると知ります。
さらに、仮に自宅のあるサンフランシスコ湾岸地域の
ホスピスケアで緩和治療をしても、
そのうちにモルヒネでもコントロールできない激痛、
それに伴う人格の変化、
そして身体を動かすこともままならないどころか会話もできず、
愛する夫や家族、友人などを認識することすらできなくなる
苦しみに陥ることも......。
しかも、そんな見るに忍びない自分に何もしてやれず、
ただじっと見守ることしかできない家族のことを考えました。

引用元:http://www.huffingtonpost.jp/foresight/euthanasia_b_6039600.html


11月1日まで後4日・・・
米国人女性、ブリタニー・メイナードさんは、
自らの意思で、死ぬことを自己決定した日に神の身許に逝かれるのでしょうか。

死の自己決定権に端を発しての生きる権利と死ぬ権利の議論は、
団塊世代の多死時代を迎えても、死をタブー視する日本の死生観からして、
今後も日本では盛り上がることはないでしょう。



私が50代のときに入院していた病院での話です。
同室の女性(当時30歳位)は乳がんでしたが、
肉体的苦痛ではなくて、精神的苦痛からだと思うのですが、
突然、死の恐怖に苛まれたらしく、病棟中に響き渡る悲鳴を上げ続け、
翌日強制退院させられました。
一時的な鎮静剤や精神安定剤の投与でなんとかならなかったのか・・?
と、あのときは何度も思いました。

そして今は、もちろん、ブリタニー・メイナードさんのことにも興味はありますが。
プール友達のA子さんが、再び明るい笑顔で
プールに来られることを願うだけです。


私が行くプールは時間帯にも寄りますが、昼帯はシニアorシルバー層が多く、
無断で一ヶ月も休むと、一様にあの世の住人=仏様にされてしまいます。
私も指の怪我(キャベツスライサーで指まで削ってしまった)で、
治癒まで約一ヶ月間程休んだら、
仏様にされてしまっていたことがありました。
ええ、ええ、私は何度でも黄泉の国から蘇りますわよ。


そして今夜は、この泡沫ブログに、
いつもお心優しいコメントをくださるX様からのお勧め番組、
NHKクローズアップ現代『難病新法 改革に揺れる患者たち』を観て、
次に、Eテレの“みとりびと” ―看取(みと)りの時間に伝えあうこと―
を続けて観て、その後に入浴し、録画しておいた映画を観ながら、
ストレッチ体操をして、眠りに着くまで読書
里山資本主義― 日本経済は安心の原理で動く― )です。

今夜は冷えるそうです。
老若男女の皆様。くれぐれも風邪にはお気を付けて。
そしてエボラ出血熱感染にもね・・。

老若男女の皆様。と言いましたが、
こんな、老いと死の話ばかりのブログは血気盛んな若い人はスルーでしょうね。
でも、死は老若に関係なく訪れるものです。

そして、この歳(ポスト団塊)まで生き長らえていると、
人生なんて邯鄲の夢のごとし....でしかないように思えます。
結果、もがいても、あがいても、
死が刻々と迫り来るのを実感せざるを得なくなります。

臨終時にはエンドルフィンが分泌されて、多幸感で満たされるはずですが、
腫瘍の部位や個体差によっては、死に至るまでの前段階では
モルヒネでもコントロールできない激痛に苛まれることも、
覚悟しておかなければならないようです。

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テーマ : シニア・エッセイ ジャンル : 日記

tag : ブリタニー・メイナード スイスの安楽死ツアー 安楽死 モルヒネ どうせ死ぬなら「がん」がいい エボラ出血熱感染 里山資本主義― 日本経済は安心の原理で動く― 邯鄲の夢

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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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