*All archives* |  *Admin*

桜の季節に期せずして両親を亡くした子どもに対する世間の冷たさと人の命の儚さを想う・・「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」
40年来の知人から久しぶりに電話がかかってきた。
はてさて?彼女の身に何かあった?と思ったら、
案の定、彼女の身に重大事件が起こっていた。

彼女(A子65歳)は、脳梗塞に因る重度の後遺症で
長年寝たきりだった主人様を今年の2月に亡くされ、
晴れて介護から解放されて「おひとりさま」になり、
我が世の春を謳歌しようとしていた矢先に、
孫3人を引き取り親代わりになるかもしれない・・と悩んでいる様子だった。

事の始めは、
嫁いだ一人娘(K子)が、当時小学生と中学生の子ども3人を残して、
交通事故で3年前に即死した。
それでも、嫁ぎ先の姑(80代)が孫の面倒を見てくれているので、
亡き娘のK子ちゃんのご主人様(S男さん)は会社勤めを継続することができた。

ところが、3ヶ月前のある日、S男さんが、
体調が悪い・・と病院へ行ったら、
すい臓ガンでステージを5を言い渡され、即入院。
3ヶ月後には還らぬ人となってしまった。

両親が亡くなり、
「残された子ども3人の面倒は私がみますからご心配なく!」
と言い張っていた気丈な姑だったが、
如何せん、寄る年波には勝てず、
S男さんの葬儀の前日に室内で転倒して大腿骨を骨折して入院。
A子は亡き娘の家に泊まり込み、
孫たちの面倒と葬儀やら相続の書類集めやらで大忙しの中、
マンションの自治会長から、
「保護者であるご高齢のお姑様の回復もいつになるかわからない状態で、
このマンションに子どもだけで置いておくことは出来かねます。
お孫さん(現在小中高生)を引き取ってください。」と言い渡されたとか。


私は今後どうすればいいの・・?との電話だった。
「ねぎらいの言葉と共にいい方策が浮かんだら電話するわ」で、
その場は電話を切った後に、
20年程前に同じケースがあったことを思い出した。
そのときは、会社の男性上司が突然の病気で奥様を亡くされ、
当時小中高生の子ども3人を育てながら、
5時になると脇目もふらずにすぐに帰宅していた。
奥様を亡くされて一年後、その上司もやはりガンで亡くなった。
そのときにも町会長から、
「子どもだけでこの町内に住んでもらっていては困る。
親戚に引き取ってもらえないか?」と言われたそうな。
一番上が女の子が、「私は来年高校を卒業しますので、すぐに働きます。
弟二人の面倒は私が責任を持ってみます。
今まで通り、この家に置いてください。」と頼み込み、
渋々了承してもらったそうな。

自治会や町会の立場としては、無理からぬことかもしれない・・とは思うものの、
何か手立てがないものなのでしょうか?


ところで、私はA子にはなんと答えたらいいのか?
を模索中なのですが、立場が違えば、価値観も違う、
結局、答えはその人の来し方と置かれた立場の現実にあるので、
私には何のアドバイスもできず、ただただA子の心の内を忖度して、
彼女の葛藤を聴くのみに徹しましたが、
相続時の必要書類と手続きに関しては経験者なので
そういう事務的なことは知る限りのことは伝えたのでした。

それにしても、親を喪った子どもに対する世間の冷たさは、
昔から変わらないのもののようです。


幼子を残し、30代や40代で死ななければならない人もいれば、
私が通っているプールでのプー友のC子さんのように、
90歳の手習いで水泳教室に参加して半年で、
なんとか25Mは泳げるようになった♪と喜んでいる人もいます。

その人の生の時間を決めるのは、神でも遺伝子でも生活習慣でもなくて、
運命というものです。プー友の90歳のC子さんは、
飲酒(日本酒とワイン)は毎晩の喫煙者(一日20本)でもありますが、
認知症も現れず、いたって元気な超高齢者です。


マハトマ・ガンジーの遺した言葉に、
明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい
というものがあります。

私は60代ですが、この年まで生かされていることに意味がある。
と思いつつ、残り少ない生の時間を有意義に過ごしたいと思う
ソメイヨシノがチラホラ咲き始めたある日の午後の独り言でした。

にほんブログ村ブログランキング
関連記事

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ



テーマ : ひとりごとのようなもの ジャンル : 日記

tag : 明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って学びなさい

Secret
(非公開コメント受付不可)

検索フォーム
人気ブログランキング
にほんブログ村
福島は今...
プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
最新の世迷言
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
お気に入りブログ
ブロとも申請フォーム
読書メモⅠ
商品紹介
Twitter
読書メモⅡ
永遠の世界への旅立ちグッズ