*All archives* |  *Admin*

後ろ向き生き方のススメ
新聞の広告欄を見ると、
おエライ学者センセイや大作家センセイが書かれた
「心豊かに人生や老後を全うするための方法論の本」が溢れている。
勝手に推測するに・・
そこには、
「人生を前向きに!前向きに!」
「この本を読んで、こうすればいいのだ!」と
迷える子羊ならぬ迷える老牝羊の老いの憂鬱を溶解し、
最期まで頑張れ!と鼓舞するような
言葉で埋め尽くされているのだろうか?

老後を心豊かに生きるには、
先ずはそれなりの資金が必要になる。
巷のファイナンシャル・プランナーが言うような
老夫婦二人暮らしに必要とされる金額が月々最低30万円なんて
どこの世界の老後計画なのさ?思う。
学者センセイや大作家センセイには生涯印税という収入があり、
資産も相当あるだろう。
世間の片隅で生きる無名の年金生活者の現状などは、
机上の資料以外には、
な~んにも解らないのではないか・・
と思うときもある。
そうはいっても彼らにも彼らの悩みはあるのだろうけれど。
だから読まない・・というよりも、
倹しい年金暮らしでは新刊本は買えないし、
わざわざ図書館まで借りに行く気力もないというだけのことである。
そうね・・・・。
一刷から半年も経ってブックオフで100円で売りに出てたら買うかもね。



そこで、私論を少々・・・。

前向きに生きよう!と思う人は
今現在を後ろ向きに生きている人である。

幸せを追い求める限り幸せにはなれない。
求めるという行為は今が幸せではないからである。

健康な心身を求めるのは
今が不健康だからである。

人間の欲望には限度がない。
希望を持てば持つほど大きな絶望に近づく。

自分探しをしている人は
永遠に本当の自分には巡り合えない。

顔を見るのも嫌な人がいたら、
それは自分では認めたくない自分の嫌な部分を
相手が無遠慮に表面に出しているからにすぎない。

誰かに怒りの感情を持ったら、それは相手にではなくて
自分の無意識化での嫌な自分の感情を相手に投影しているからである。


ゆえに・・・・
幸せを求め、健康を求め、心の豊かさを求め、
希望を求め、嫌なことには顔を背け、自分探しをしている人は、
自分の望む輝ける生とは裏腹に
永遠に満足できない人生を送り続けることになる。
そんなこととは気づかずに・・。


いつも幸せ♪と思っている人も、
そう思いたい人も世間には大勢いるのかもしれないが、
それは自分の心に嘘を付き、
自分では気付かない無理な演技をしているにすぎない。
それでも「なによ!私はいつも幸せよ!」否定する人は、
よほどのノー天気人間か、
建前社会の前向き志向に囚われて、
洗脳の闇に陥っている人かもしれないわね・・。
長い人生、ときには演技も必要だが、
自己防衛本能としての咄嗟の嘘であり、
そして、それは他者に向かってであり、
自分に演技をしては疲れるだけである。

例えば、ブティックの販売員が
それなりの顔でメタボな金持ちマダムに高価な洋服を買わせたいと思う時に
全然似合ってもいないのに、

「あ~ら♪奥様!そのシャネルのスーツ、よくお似合いでございますことよ♪」

と根も葉もない嘘を付くのはお世辞という金儲けの手段であるから、
その嘘は何度付いても構わない。

だが、自分自身に無理に演技をし続けると、
ほんの少しの心の衝撃にも耐えられない時期が来るのではないか・・
とも思う。

自分、もしくは家族の誰かに重篤な病に苦しんでいる人がいるとして、
何事も前向きに考えて!などと誰が言えるだろう?

老後も然り・・
心豊かに前向きに!などと叱咤激励されても、
それを実践できるのは心身がそれなりに健康で、
且つ、それなりの資産のある人にしか通用しない。
私などは、重大な病に罹っても、
国民健康保険の利かない高度な医療は受けられないだろうし、
差額ベッド代のかかる個室にも入れない。
有料老人ホームも到底入れない・・。
初めから後ろを向くしかできない人もいるのよ。(笑)

過去の経験から学習したことを自分なりにアレンジして、
それを参考に後ろ向きに生きていれば、
それ以上は後ろには行くことができない。
なぜなら、後ろ向き的生き方には、
「ここより先は行き止まり」
という立て札があり、
その先には究極の絶望という言葉に形容される
死が待っているのみだからである。

人は過去から続く今というこの時間の想いがすべてであって、
例え高名な精神分析医や偉大な哲学者であろうとも、
自分の心のうちを自身であっても客観的にみることなどできはしない。

そして、人間は矛盾と不条理の塊に創られたからこそ、
右往左往するのであって、
その「右往左往=後ろ向き的生き方」を楽しむのが、
限りある生というものかも・・
と思ったりもする。
忘れたい過去も苦しく辛い現実も、後ろ向きな生き方も
今を生きているということの証なのではないのだろうか・・。
101118r
四苦という束縛隠し幸福を装う人に吾れはなれまじ
関連記事

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ



テーマ : 「生きている」ということ ジャンル : 心と身体

Secret
(非公開コメント受付不可)

Re: NoTitle
田舎のクソ婆~様 初めまして。

> イヤ~~もうバカ笑いしました…しても良いんですよね(念押し)

もちろん!です。♪
バカ笑いでも大笑いでもして、ナチュラル・キラー細胞を
活性化して免疫力を高めて頂けましたら嬉しいです。

それから・・
ここだけの話ですが、私も美しき?未亡人になることを
密かに夢見ています。(笑)
健康食品もビタミン剤もかなり飲んでます。
さすがに、ロイヤルゼリーは高価過ぎて買えませんが・・


NoTitle
イヤ~~もうバカ笑いしました…しても良いんですよね(念押し)

その『センセイ』の魔法の言葉に惑わされ、買っちゃった張本人です
立ち読みなんて出来ない『小心者』、買うしか術はありません

『コレ良いよ~~買ってミィ…そんで後で私に回して』
…な~~んて言う『クソ度胸』も持ちあわせておりませんし

そう言う私が買った本…『一人でも生きられる』『お一人様の老後』…等
もうお分かりでしょう?『主人が先に逝くもの』…と決め込んでます(恐)
それを確実化させる為、毎日の総合ビタミんに加え
私…ロイヤルゼリーを飲んでます(笑)

ではまた!
検索フォーム
人気ブログランキング
にほんブログ村
福島は今...
プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
最新の世迷言
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
お気に入りブログ
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ
読書メモⅠ
商品紹介
Twitter
読書メモⅡ
永遠の世界への旅立ちグッズ