*All archives* |  *Admin*

見えない恐怖(放射性物質汚染)とメメント・モリ
福島第一原発から漏れている放射性物質による汚染で、
福島県とその周辺の栃木、群馬、茨城の一部野菜、福島産原乳が食品衛生法に則り、
出荷停止と流通ストップの措置が取られた。

そして今度は、東京23区と多摩地区の上水道も放射性物質に汚染されているとのことで、
乳児の水道水摂取が禁じられた。

『念のため・・』との但し書きの上での発令ではあるが、

やはり来たか・・・。の感は否めない。

最も怖れていた放射性物質汚染の見えない恐怖が今現実として
じわじわと襲ってきている。
いつ終息するのかの見当も付かない、
先の見えない原発事故と放射性物質汚染の恐怖・・・。
そして未だ頻繁に起こる余震。

首都圏に住む私が、万が一の災害時の一時的避難場所と考えていた
唯一の親戚の場所は東北の内陸部に位置しているが、
それでも、首都圏よりも放射性物質の汚染度の数値(シーベルト)はかなり高い。
今後の原発事故の動向によっては、
逆にその東北の親戚が私を頼ってくる可能性のほうが大きい。

日本が科学技術大国というのはやはり幻想であったようで、
福島第一原発事故現場では未だ想定外の事故が続いている。

更に想定外の絶望的危機が訪れる前に、
首都圏に住む資産家の人は海外とか西日本方面に逃げる余裕もあるだろうが、
同じく首都圏に住む、年金で倹しく暮らす高齢者という
社会的弱者は逃げる場所などなく、
人口の多さゆえに身動きが取れず取り残され、切り捨てられるだろう・・。
結果・・・ここで死ぬしかないと覚悟を決めつつある。


運よく、原発事故が今以上の最大危機的状況に至らずに回避されたと仮定しても

放射性物質に汚染された野菜を食べなくても、ガンになる人はなるし、
私などは汚染された野菜を食べ続けた結果、数年から数十年後に現れるという、
ガン発症のリスクを云々する以前に寿命というものが来ているだろう。(^_^.)

3年で復興を果たした神戸のようにはいかないだろうが、
早くても10年?ぐらいで復興を果たすかもしれない
東北沖の被災地域の復興後の繁栄を見ることもなく、
此の世から消え去っているかもしれない・・・。

余震からも放射性物質による汚染からも無縁な
安全圏に居住している南国住まいの友人から、
ノー天気な春の訪れを告げるハガキが届いた。
励ましの意味合いを兼ねているのだろうと、善い方に解釈しているが、
人は寄り添うことはできても、一心同体にはなれない。
「人はその人の身になってみないと何も判らない。」
とよく聞くが、今は切にそう思う。

このブログは私自身が納得して生の終焉(老いと死)を
迎えることを目的として始めた。
人間の此の世での「生」は、「死」と隣り合わせで存在し、
今現在を生きている老若男女も、
一瞬の生と永遠の死が交錯する中を危ういバランスを保ちながら、
かろうじて今の生を維持している。


今この投稿を書いている現在、傍らのラジオから、
自分が飲むミネラルウォーターの買い溜めに走って行ったという
東京在住の50代の母親のことを嘆きつつも笑う30代の息子さんからの
投稿メールが入ったと生放送している。
乳児を差し置いても、ガンのリスクを背負いたくないのよねぇ。
その50代のおばさんも・・・。(^_^.)


誰を責めようと責任を追及しようと、
「自然災害であれ、交通事故であれ、寿命であれ、人は死ぬときは死ぬ。」
という事実は消せない。

素人にはなにがなんだか解らない、
原発事故の素人による検証と、東電への責任追及、
及び政府の対応の不手際やまずさに起因する不平不満、
そして、今後の日本における原発の在り方などは、
原発事故の終息のめどが付いてから、
厳しく凶弾したり指摘をすればいいと思う。

今はただ一刻も早く原発事故の終息を願い、
ここには放射性物質が風に乗って飛んで来ませんように・・・
日本の八百万の神々様、仏様、慈悲深い主とイエス様、
それに偉大なるアッラーよ!〔†〕m(゚-゚;)
と、知ってる限りの神仏にお賽銭もなしにお願いし、
ひたすら祈ることしか私にはできない。



津波で亡くなられた多くの尊い命も、数だけは発表されるが、
復活、希望、前向きという、善意の言葉の影で、
それらの多くの死は覆い隠されている。
そういう世の中をどうこういうつもりはないが、
それでも・・・・・・
私はメメント・モリ(自分が必ず死ぬことを忘れるな)
を脳裏から追い出すことはできない。
「メメント・モリ」を常に意識の片隅に棲まわせることで、
「今というこの瞬間の生」を充実させながら、老いと死に臨みたいのである。


メメント・モリ
『やめてくれ、縁起担ぎは、なしだ。
雀一羽落ちるのにも神の摂理がある。
無常の風は、いずれ吹く。
今吹くなら、後では吹かぬ。
後で吹かぬなら、今吹く。
今でなくとも、いずれは吹く。
覚悟がすべてだ。
行き残した人生など誰にもわからぬのだから、
早めに消えたところでどうということはない。
なるようになればよい。』
シェイクスピア「ハムレット」 河合祥一郎訳
110324r
追憶は永久(とわ)に美はし此の地にて街を眺めつ死人(しびと)とならむ
関連記事

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ



テーマ : ひとりごと ジャンル : 日記

Secret
(非公開コメント受付不可)

Re: 初めまして!


おばちま様。はじめまして。
このような支離滅裂ブログにご丁寧なコメントをありがとうございます。
私も、コメントこそ残しませんが、
おばちま様の才知溢れるブログはときどき拝読させていただいております。
今後とも宜しくお願い致します。(*^_^*)








初めまして!
人気ランキングからお邪魔しました。

>共感、同情、賞賛、激励のコメントのみ受け付けております。

知人と、此方のブログ薀蓄があり面白いと話しております…。

私には判断しかねる難しい問題ですが、頷きながら拝見させていただいております。
また、お邪魔させて頂きますね。
検索フォーム
人気ブログランキング
にほんブログ村
福島は今...
プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
最新の世迷言
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
お気に入りブログ
ブロとも申請フォーム
読書メモⅠ
商品紹介
Twitter
読書メモⅡ
永遠の世界への旅立ちグッズ