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何もしないことの責任・・「自分は何もしなかったのにこういう目にあった、抵抗運動もしたことがないのに」「まさに何もしなかったのがあなたの罪なのだ」「もしみんながそれぞれ義務を果たしていたならば、たぶん我々はこんな目にあうことはなかった」

政治学者丸山真男の生誕100年の昨年出版された「政治の世界」に、1960年の5月の講演「現代における態度決定」が入っている。岸内閣の安保条約改定への反対運動がさかりの時のことだ。

 講演で彼は、あるイタリア映画を例にひく。第2次世界大戦中の刑務所での場面。闇商売でつかまった男が言う。「自分は何もしなかったのにこういう目にあった、抵抗運動もしたことがないのに」。「何もしなかったのに」と繰り返す男に、抵抗運動の指導者が言った。「まさに何もしなかったのがあなたの罪なのだ」。男は問う。「それじゃあなたは何をしたのですか」。指導者は「私はただ義務を果たそうと思っただけです。もしみんながそれぞれ義務を果たしていたならば、たぶん我々はこんな目にあうことはなかったでしょう」。

 丸山は言う。「これは不作為の責任という問題で、しないことがやはり現実を一定の方向に動かす意味を持つ」

 衆院を通過した安全保障法案。京都市の大学院生、西郷南海子(みなこ)さん(27)は、今月4日に「安保関連法案に反対するママの会」を立ち上げた。1歳、4歳、7歳の子どもがいる。日々のくらしから、法案に疑問と不安を抱いた。

 「問題は難しくて、専門家以外は意見を言いにくい雰囲気がある。聞けば反対かもしれないけど、言い出せない。でも、だれかの命を奪うことを当然とするような社会で、子育てはしたくないなと。素朴な実感かもしれないけれど、そこからはじめたい」

 ウェブサイトを作って子育てする日常を書き、「私たちは人が育つということはキレイごとではないと、身をもって知っています。だからこそ、戦争には反対します」。フェイスブックにも投稿、署名を呼びかけた。たった一人で始めた活動は、現在、賛同者が1万5千人を超えた。

     *

 その人たちとネットで意見交換するなかで、この声を可視化したいと、今月26日に東京・渋谷でデモをする。ガーベラの花が目印だ。「常に前進、という花言葉がぴったりかなと」。13日には、6人の女性で発表の記者会見をした。その場が初対面だった。

 署名を集めてもデモをしても、国会で法案は通りそうですよね。西郷さんに、そんなことも聞いてみた。「効果があるかという話をすると、すべて無駄になっちゃうと思うんです。自分と似た考えの人がこれだけいるとわかれば、日常に戻った時、政治的な声をあげられるかもしれない。そして変化が始まるのでは」

 個から発した活動が大きなうねりに。こういう一人一人が、各地のデモになっている。

     *

 冒頭の講演には、イギリスの有名な保守主義の思想家であるエドマンド・バークのこんな言葉も紹介されている。

 「代議士たちが、何らかの目にあまる悪名高い法令とか勝手な権力を行使するように見えた時は、人民という団体自体が介入しなければならない」

 これから参院審議。まだ終わっていない。


引用元:http://digital.asahi.com/articles/DA3S11867902.html?_requesturl=articles%2FDA3S11867902.html


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気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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