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妻の心夫知らず・・くたばっちまえ!アーメン
所用で出かけた帰りのバスの中で私の後ろの席に座っていた、
60代と思しき昔のお嬢様たちの会話が聞こえてきた・・。
興味深々の内容だったので、頭の中に( ..)φメモメモしながら、
耳をダンボにして聞いてたわ。



乗客A子
「ねぇ。あなたの家の9?歳のお爺ちゃん、確か特養に入ってるのよね?」

乗客B子
「そうなのよ。多分死ぬまでいると思うわ。仕方ないわよね。
我がままで頑固で偏屈で変わり者だったから、誰も面倒を見たがらないのよ。
それに、自営業なのに国民年金にも入って無かったから、
話合いで子供達全員で施設入居費用を負担してるのよ。
お婆ちゃんを含めて皆、「お願いだから早く死んでくれ!」
って思ってるのは見え見えよ。
それにね。お爺ちゃんたら、棺桶に片足を突っ込んでる半ゾンビ人間なのに、
紙おむつを替えに来る介護士さんのお尻を必ず触るらしいのよ。
男って死ぬ間際まで性欲は枯れないって聞くけど、
その欲望が強いから9?歳まで生きていられるかしらね?」

乗客A子
「まぁ、やっぱりそうなの?
私も舅を介護していたときによく胸を触られたわ。
それも触るか触らないかの微妙なタッチだったのよ。
今思うと、あのテクニックはすごかったわ。
半朦朧状態だったけど、その部分だけはハッキリしてたのね。

そうよねぇ・・。

優しくて出来た亭主だったら自分で介護しようと思うかもしれないけど、
今までさんざん奥さんに苦労ばかりかけてきた亭主がもし寝たきりにでもなったら、
さっさと施設に入れて、早くくたばれ!って思うわよねぇ。」

乗客B子
「同感!同感!うちの亭主もお爺ちゃんの遺伝子を受け継いでるのは確実ね。
若いころから、我がままで頑固で偏屈で変わり者だし、
その上にこの歳になっても女は無給の家政婦ぐらいにしか思ってないのよね。
定年後はテレビが恋人で居間から動こうとしないのよ。
別に寝たきりになる前でも良いから今すぐにでも、
早いとこ、くたばっちまえ!アーメン!の心境よ。オーホッホ」


.....................................................

私のジジ友たちも皆が皆、口を揃えたように、
「自分は妻に介護されながら妻より先に逝くものだ。」
と思ってるみたいである。

我が夫も、
「昔から美人薄命というぐらいだから、
きっと私が先に逝くのよね・・。」
と冗談を言ったら、

「えっ?なんで俺が残されるんだよ。
年齢的には俺が君に介護されて先に逝くはずだろ?
それに今は美人長命というらしいよ。
美人はちやほやされて、女性ホルモンの分泌量が多いから、
長生きするんだってさ。」

などと、おバカが売りのタレントみたいに思いつきでものを言う。

夫にちやほやしてもらった記憶・・・(?_?)
入院時以外は一度もないじゃないっ!





私の友人の中には夫を亡くし、
何年も喪失の悲しみから解放されずに、
今も夜毎涙が溢れるという人もいる。
反面、世間には人生のパートナーがまだ元気で生きているのに、
「あなたお願いだから早く死んで・・」と願う妻もいる。

ただのジョークなのか、本心なのかは定かではないのも事実だが、
聞こえてきた内容は生身の人間の声なのである。

通常は女性のほうが長生きする。
特に男性は、
老後をアガペー的愛に包まれて心安らかに自宅で過ごしたければ、
若いころから家族を、特に奥様を大切にしなくちゃね。

「悪妻盆に帰らず」と言うけれど、
バスの中の昔のお嬢様方にほんの少しでも
心の中で賛同の拍手をしてしまった私は悪妻なのだろうか?
それとも夫がアホンダラなのだろうか・・・?
今は「おふたりさま」だが、
そのうち必ずどちらかが「おひとりさま」になる日が訪れる。
そのときに初めて、判ることなのだろう。
何十年も夫婦で在り続けたことの重みと深さを・・・。
101120r
原罪を背負ひて生きて召されゆく許し乞う吾(あ)もカインの末裔
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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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