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今を生きているという奇跡

ローマ法王ベネディクト16世が22日、イタリア国営テレビRAIの番組で、
東日本大震災を経験した日本在住の少女の
「どうして日本の子どもは怖くて悲しい思いをしなければならないの」
との質問に答えた。
質問したのは千葉市に住むエレナ・マツキさん(7)。
自宅マンションのベランダで撮った日本語のビデオレターで尋ねた。

これに対し、法王は「私も自問しており、答えはないかもしれない。
(十字架にかけられた)キリストも無実の苦しみを味わっており、
神は常にあなたのそばにいる」と答えた。



クリスチャンでもなく、もちろんカトリック教徒でもない私には、
「神は常にあなたのそばにいる。」かどうかは別の次元に置いといて、
偉大な宗教指導者が日本の少女に対して発せられた言葉を思うとき・・

法王の座に位置する人を持ってしても、
お互いに遠くにいる見知らぬ他者であることに変わりはなく、
今現在、遥か極東にある島国で起こっている辛く悲しい出来事も、
またそういう思いをしている人々に対しても、明快な答えなど示しようもなく、
老若男女を問わず、人生の悲しみも苦しみも、
「本当の答えは、今苦しんでいるその人にしか解らない。」
としか言いようがないとご判断されたのではないだろうか。

人は、親子であれ、夫婦であれ、恋人であれ、永遠に解り合うことなどできはしない。
ただ、いかにして互いに妥協点を見いだせるかどうか・・に精魂を傾け、
それなりにコミュニケーションをとりながら、どんな境遇にあっても、
生がある限り、今を懸命に生きるしかないのである。


3.11に神=人智を超えた存在自然の摂理
数多(あまた)の無辜の人々を理由も知らせずに瞬時に殺した。

津波で大勢の方々が亡くなられたが、
その生死の明暗を分けたものは何なのだろうか・・。

言い伝えの「津波てんでんこ」を守ったから?それとも運?



新聞に載っている亡くなられた方々の欄を見るたびに、
0歳、1歳、3歳、5歳等々の一桁の年齢を記された
見も知らぬ幼子の名前を見るにつけ、
かつて、子育て中の母そのものであったときの心が蘇り、
悲しみと切なさだけが胸に去来する。

この幼子たちは決して罪人ではないはずなのに・・。
なぜに神=人智を超えた存在自然の摂理はこれらの天使のような幼子を
連れて行かれたのだろうか。

もしかしたら・・・・この幼子たちは、
いつからか、自然科学とかいう創造物を武器に神の領域を犯し、
神=人智を超えた存在の持ち物である自然を破壊し、奢り高ぶりながら、
大量生産と大量消費による物質主義こそが文明の証などと思い込み、
傲慢さを持って絶対主のような振る舞いをするようになってしまった、
我々大人という人間の浅はかさによって、
その犠牲の捧げものになったのかもしれない・・。
などと思ったりもする。


それにしても、なぜに神=人智を超えた存在はとてつもなく気まぐれで、
とてつもなく悪戯で、そして、とてつもなく意地悪がお好きなのであろうか・・。

私は、今回の震災は「神=人智を超えた存在」から
人類に対する奢りへの警告と受けとめた。

それでも・・・チェルノブイリの教訓を忘れたように、
ヒトはまたなにもかも忘れ、再び同じ過ちを繰り返すのだろう。

今日は統一地方選の投票日。
私は先の統一地方選で、何かが変わるかも・・と淡い期待を抱いていたが、
その微かな期待さえ見事に裏切られた。
今までと何も変わらず、今後の展望も、最低限の希望さえも見いだせない
社会が延々と続くのだと完全に諦めてしまった。

大根おろしじゃあるまいし、
「官下ろし」だのとほざくパフォーマンス党内抗争劇場や
「悪びれもなく堂々と政党助成金を受け取る」
この国の政治屋集団を見るにつけ、
口先では「国民の命優先」などと触れまわりながら、
実際には権力の座と利権と私利私欲のみだけに走る人々がいるというお粗末な現実を憂う。
だが、それらの人々を選ぶのも有権者・・。
哀しいことだが、もう、徹底的にこの国を嘲笑うしかないと思えるようになってしまった。


今回の東日本大震災での死亡者割合は、
逃げ遅れによる60歳以上が65・1%を占めているそうな。
今後も強大な余震が来る可能性もあるという。
私が住む町は東京湾に面している。
必ず来ると言われている東京直下型地震に対して、
今現在東京にも神奈川にも大津波対策のハザードマップはないらしい。
早急に作らねば!と昨日の新聞に書いてあった。

私は未だ大年寄りの域には達していないが、小年寄りの部類には入るので、
そのときがきたら、多分、逃げ遅れるかもしれない。
一瞬にして海の藻屑と化して此の世から消え去るのなら、
元々、お墓は海=散骨と決めているので、
生き残った家族には手間のかからない、
「海葬」「水葬」思ってもらうことにしたい。

震災前は、寿命による病死しか考えていなかったが、
今後はそうでない可能性があることも想定して置かなければならなくなった。

老若男女を問わず、人間が今を生きているということは奇跡なのである。
私は「津波てんでんこ」+「我欲てんでんこ」で、
これからの残り少ない時間を生きてゆくことにした。

命を蔑(ないがしろ)にする為政者がバラ撒く目の前の些細なおこぼれと餌にしがみ付き、
それに満足している限り、
人智を超えた存在による大いなる破壊という悲劇は再び繰り返される。
私は日本というこの小さな小さな島国が破綻or全沈没するのをあの世からでも見たくはない。

デラシネの人となりたる我が身にもふるさと思ふときはありなむ
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Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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