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原発乙女と原爆乙女・差別の輪廻
原発に関する知事アンケートで下記の結果がでたそうである。
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経済界とのしがらみもあるのだろうが、
原発のある県では静岡県知事の「減らす」という回答以外は、
他の知事は全て「どれでもないor無回答」である。
都道府県民の命を預かるトップであるべき政治家が、
どちらでもないor答えない・・
とはいうのは都道府県民の命と安全に対する責任放棄ではないだろうか。

今まさに渦中にある福島県知事の「無回答」が私には信じられない。
「推進or反対」のどちらかを表明してくれなければ、
県民は何を信じていいのか判らないと思う。
県トップの態度が曖昧では、事故収束の見えない中、
放射性物質から逃げ惑う人々や、
見えない恐怖に日々戦々恐々としている県民は一縷の希望も持てず、
すっぱりと、私たちはふるさとを失った!
どこか他の土地で出直そう!と、前を向くことも、
また諦めることもできないのではないだろうか・・。


昨日、福島県会津地方の親戚から電話が来た。
近所の民宿には原発事故から逃れてきた人たちが大勢いると言う。
いつ帰れるとも判らないふるさとを思い、じっと耐えている姿が痛々しいと言っていた。

その親戚は今年も例年通りに売れるか売れないか判らない米を作ったそうである。
それが彼らの仕事であり生きる道だから・・・。
それに、その親戚には年頃の娘さんがいるが、
「福島県出身」というだけで、戦後の原爆乙女のように差別され、
原発乙女」と言われて、もう他県にはお嫁にも行けないかも・・・と、
初めは冗談めかして言っていたが、
そのうち、冗談で済まない近未来が来るかもしれない・・とも言っていた。

顔と心に負った深い傷で自ら命を絶った大勢の原爆乙女たちと、
外見の美醜ではなく、内部被曝を疑われ、実際には被曝などしていなくても、
差別感情で結婚できないかもしれない原発乙女たち。
原爆と原発・・たった一字の違いでも世間の差別感情は今も存在し、
そしてその目は非情で冷たい・・。

その地で生まれ、その地で育ち、その地で老い、
その地で穏やかに生の終焉を迎えるつもりでいた多くの人々が
今、すべてを失い帰るべきところもなく彷徨っている。
原発事故の影響で自殺者も出ている今、
今後も更なる悲劇と多くの人々が泣くしかない日々を私はもう見たくなどない。

少しぐらい夜道が暗くても、贅沢などできなくても、
平和でのどかな日々を送り、できるならば穏やかに天命で死んでいきたい・・。
経済など成長しなくても構わない。
もう拝金主義者に翻弄される悲劇の連鎖はごめん蒙りたい。

失ひし未来を憂ふ戯れの恋さえできぬとうつくしまの女(ひと)
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テーマ : ひとりごと ジャンル : 日記

tag : 原爆乙女 原発乙女 内部被曝

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プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
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