*All archives* |  *Admin*

ありふれた日常という幸せは他人様の不幸の上に成り立っている
このブログのテーマの一部として、
「老いと死を見つめながら今を生きる」もあるけれど、
私・・・
別に朝から晩まで老いと死に付いてばかり考えたりしているわけじゃないのよ。
一度しかない人生だもの・・
それに残り時間も少なくなってきたし、
身の丈で出来る限りの
「食べよう、飲もう、踊ろう、歌おう。我々は明日死ぬのだから・・」の
イザヤ書に因るメメント・モリの考えを
実践しながら結構楽しく老いを楽しんでいるつもりよ。

「今日はどこどこに行き綺麗な紅葉を見てきたとか、
今日は話題のグルメ店でこんな美味しいものを食べてきたとか、
映画の試写会に行ってきたとか、
そういう日も極たまにはあるけれど、
そういう覚書はアナログな紙の日記に記録しているから、
今の時点ではここでは書かないわ・・。

書くことが無くなったら書く可能性もあるけど。


紅葉を見に行っても、グルメ店に行っても、
一緒に行くのはババ友ばかりだから、
話の内容はと言えば、

「あーら!この料理美味しいわね。またこのお店に来たいわね。
だけど家に帰って亭主に作ってやろうなんて気持は全然ないけどね!ホホホ」
などとワイワイガヤガヤと過ごしたあとは、

最近○○さんを見ないでしょ?この間転んで脚を骨折したんだってよ。
○○さんは今入院中で、あと1年持つかどうからしいわよ。
○○さんのご主人様ね。認知症が進行してとうとう徘徊が始まったらしいわよ。
○○さんの家はたった200万の相続でもめてるらしいわよ。

とか・・・
そんな話ばかりになる。

だけど、どこでどのようにして、
少しばかり見知っているだけの他人様の情報を手に入れるのかは解らないけれど、
婆さん達の耳はホント地獄耳ね。
CIAの諜報部員なんかより情報収集能力が優れてるわ!
と思う時も多々あるもの・・。

ただ、お婆諜報部員達は個人情報保護法違反なんかなんのその!で
収集した人様の不幸情報を自慢げに、
更には尾ひれを付けて触れ回るのが常なのよね。


思うに・・
そういう行為の裏には、
人様の不幸を見聞きし、更に他の人に話すことで、
今の自分の健康状態がそれなりに安泰で、
精神状態もそれなりに安定し、
今がそれなりに幸せであることを再認識しているのかもしれないわね。


先日・・
新聞の投書欄を読んでいたら、
障害を持つ子供さんの母親の記事が目に付いたの。
うろ覚えだけど・・・
その子供さんの主治医が、
「神様はこの人なら大丈夫!と
わざわざ選んであなたに障害を持つお子様を授けられたのです。」
と言われたらしい。 
医は仁術・・素晴らしい先生ね。

だけど、その記事を読んで、私が選ばれなくてああ良かった!
と思った人も大勢いたと思うわ。
障害を持つ子供さんのお母様には申し訳ないけど、
私も一瞬そう思ったもの・・・。


目の前で交通事故を目撃したり、
車いすに乗った身体の不自由な同年代の人とすれ違ったりしたときに、
ほとんどの人は
「事故に逢ったのが私じゃなくて良かった!
私はあんな身体にはならないだろう・・」
と誰でもが思うわよね。

明日そうなるかもしれないのに・・・。

他人の不幸は蜜の味と言うけれど、
もし、今の自分は多分、幸せな状態にあるのだろう・・。
という気持ちを感じたら、
その錯覚な幸せ感は、自分には決して訪れないであろう、他人様の不幸な出来事の
上に成り立っているということかもしれないわね。

ただ、比べる対象となる「見知らぬ他人様」が
自分が不幸だと思っているかどうかは定かではないけれど・・。
101123r
幸運を拾い上げればその中に見知らぬ人の悲劇がひとつ
関連記事

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ



テーマ : 「生きている」ということ ジャンル : 心と身体

Secret
(非公開コメント受付不可)

Re: NoTitle
ゆたんぽさん。こんにちは。

 「なんでもない日 おめでとう!」

ごもっともです~♪
この歳になると、 なーんにもなくて、美味しいご飯が食べられて、
そしてまた朝が来て、なんでもない日が訪れる。
そのような、
ありふれた日々こそがかけがえのないものなのだと思います。
Re: NoTitle
田舎のクソ婆~さん。こんにちは。

>「神様はこの人なら大丈夫!…と、わざわざ選んで
>あなたに障害を持つお子様を授けられたのです。」
>こう仰った『主治医さん』…アメリカの方でしょうか?

新聞をひっくり返し、その記事を見つけました。
日本の医師だと思われます。

昔住んでいた私の家の近所にもダウン症のお子様(現在アラフォーになりました。)がいて、
私の子供と同級生でしたので、よく我が家に遊びに来ていたことがありました。
どういう行動、行為をするかは多少ですが、、、解っているつもりです。

その子のお母様も、やはり医師に
「神様はこの人なら大丈夫!…と、わざわざ選んで・・云々.........................と
言われたけれど、その時はなんの救いにもならなかった。
「この子と二人で心中しよう・・」と何回思ったことか・・と
そのような苦悩をも話してくださった思い出があります。

そしてもう一人。
病友にもダウン症のお子様(30代)がいます。
彼女曰く「神様が授けてくださった他の子供にはない天使の心を持った可愛い可愛い子供」
なのだそうです。


障害のあるお子様をお持ちになられた方々に対して、
医師は皆そういうことを言うように医学の教科書に書いてあるのでしょうか・・?

言葉による支援も大切ですが、
現実的には「障害者自立支援法」・・早くなんとかして欲しいものです。

NoTitle
「神様はこの人なら大丈夫!…と、わざわざ選んで
あなたに障害を持つお子様を授けられたのです。」
こう仰った『主治医さん』…アメリカの方でしょうか?

いえねェ~~私の次男(ダウン症)が生まれた時
同じ事を医者が言いまして、、その上逢う人毎に…その言葉!
いい加減『あんた等そう言うんなら、私と立場替わりたいの?』
…と意地悪な考えが浮かびましたよ~~

障害者を育てるって、そんな悠長なもんじゃ~~ないです
何しろ『トイレで尻を拭く』これはですね~~~大変!!
しっかり拭いてもらわなきゃ~~おつりがパンツにこびり付きますから
次男の『尻拭きトレーニング』に、私は12年掛かりましたよ
靴ひもの結び方、ファスナーの閉め方、ボタンの外し方
とにかく…教えるのに時間が倍はかかります

でも…大学費用は要りません、車を買い与える必要ありません
これは大きいですよ、アメリカでは15歳になると車が必要になります
長男も長女も車を買い与え、事故りました…(涙)
長男は、車を買い替えないといけない『ポンコツ』にしてくれまして
長女は<STOP>のサインを思いっきりなぎ倒して、罰金+標識(新品)を買いました

次男の場合は…『時間は掛かるけど…金は掛からない』
コレ私の持論です(ニマ~~~ッ!)

今では、次男は身の回りの事は何でも出来ます(ピース!)
毎日作業所で仕事もして、お給料も持って来ます
私等が死んでも『国』が面倒を見る…システムはあります、が
国に任せる程ノー天気の親じゃありません(あてに出来るかッ!)

少ない財産…国が手を付けられない様に
息子名義で弁護士のもと、管財システムに入れてます
管財人は長男と長女『金が欲しけりゃ次男付』と言う次第です
どうです?考えたでしょ?(爆笑)

NoTitle
婆友と 時々言い合っています。
 「なんでもない日 おめでとう!」
検索フォーム
人気ブログランキング
にほんブログ村
福島は今...
プロフィール
Author:千風
気が付けば、シニア.........。 老眼鏡無しには新聞も本も読めず、 体の各部位が少しづつ、 壊れゆく 今日この頃、 この世での 残り時間を思うと、気持ちだけはアセアセ、ジタバタ、 ドタバタ。 心に反比例して 体の動きは うだうだ、だらだら、 とろとろ、のんべんだらりん、だらだらりん・・ついでに座布団に つまづいて すってんころりん。 ころころりん・・。 そんな明日をも知れぬ シニア女が老いと死の狭間で 揺れ動く、 切なくも哀しい乙女心。 じゃなかった・・(^_^;) 「お婆心?」を 時には超真面目に、 また或る時はユーモラスに、 独断と偏見思考で綴っています。
最新の世迷言
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
お気に入りブログ
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ
読書メモⅠ
商品紹介
Twitter
読書メモⅡ
永遠の世界への旅立ちグッズ